TOP PAGEDIY TOP花壇に植えたい【花】/ストック育て方


【 初心者向け:ストックの育て方 】

アブラナ科の半耐寒性一年草で、花穂にボリュームのある花をつける高性種は花壇でも一際目立つ存在になります。
最近は、低温に強い品種も誕生しており、鉢植えのほか、暖地では花壇にも使われるようになっています。花色は、白、赤、桃、紅紫、藤、紫と多種あります。
よい株の選び方 茎が太く、株がふらつかないものを選びましょう。
種まきの時期 8月下旬〜9月上旬に育苗箱にすじまきにします。
種まきの土は、ピートモスとパーライトを同量混ぜて作ります。
種子まきのポイントとしては、子葉が小さく丸みを帯びていたり、発芽が遅れていたりする苗は早めに間引くことが重要です。
成長時期別ポイント <仮植え>
本葉が2〜3枚になったら、根を傷めないように注意して3号ポットに1本ずつ植え替え、数日は日陰で管理するようにします。仮植の土は、小粒の赤玉土とピートモスを同量混ぜたものに緩効性化成肥料を加えたものが良いでしょう。

<定植>
開花直前に定植します。庭植えの場合、株と株の間を15〜20cmくらいとって植えましょう。鉢植えの場合には、6号鉢に3株を目安にすると良いでしょう。
定植の土は、庭植えの場合、堆肥と緩効性化成肥料を混ぜたものを使います。鉢植えの場合、小粒の赤玉土とピートモスを7対3で混ぜ、緩効性化成肥料を加えておけばOKです。
水やり 土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。ただし、夜間まで水が残ると葉や茎ばかりが伸びすぎてしまラので、夕方からの水やりは控えた方がよいようです。
その他育て方のポイント <病害虫>
苗立ち枯れ病が発生したら、すぐにダコニールを与えます。

<その他>
上手に花を咲かせるポイントとしては、移植の際に根を傷めたり、根の張りが悪かったりすると、貧弱な株になってしまうので注意が必要です。植え替えをする時はポットの土ごと植えつけるようにすると良いですね。庭植えの場合、標準地でも冬は凍ってしまうことがあるので定植は春まで待つか、霜よけをして管理するようにします。
肥料のやり方 開花期間が長いので、開花中は1ケ月に1回、化成肥料を与えるか、10日に1回液肥を与えるようにします。