TOP PAGEDIY TOP花壇に植えたい【花】/インパチェンス育て方


【 初心者向け:インパチェンスの育て方 】

ホウセン力科の非耐寒性一年草または宿根草で、別名を「アフリカホウセン力」といいます。
花色は白、榿、赤、桃、紅紫、複色と豊富です。
サルタニー系は小輪ですが、ニューギニア系は花弁が大きく色鮮やかな種類になります。ただ、サルタニー系では暑さに強く丈夫な新しい品種が作られているようです。いずれも寄せ植えやハンギングに最適な花かと思います。
よい株の選び方 よい株は葉の数が多く充実しているものを選びます。
植える場所 日当たりのよい場所か、または半日陰の場所に植えます。
種まきの時期 発芽の際の適温が20〜25℃と高温なので5月中旬まで待つのが良いでしょう。種まきの時はピートバンにばらまきにし、土はかぶせないようにします。
※発芽まで約2週間くらい必要なので、水切れなどに注意して管理するのがポイントとなります。
成長時期別ポイント <仮植え>
本葉が2〜3枚になったら育苗箱の方に植え広げてやります。

<定植>
定植の時期は6月中旬ごろとなります。庭植えの場合、株と株の間を30p程度離して植えつけます。鉢植えは、5号鉢に1株が目安となります。定植の土ですが、庭植えは堆肥を混ぜたものを使い、鉢植えは小粒の赤玉土と腐葉土を7対3で混ぜた土を使うと良いでしょう。ハンギングバスケットにする場合は、鉢植えの土にピートモスとパーライトを1割程度混ぜてから、周りを水ごけで覆うと良いです。いずれも緩効性化成肥料を加えておきましょう。
水やり 土が乾いたらたっぷりと与えるようにします。ただし、夏期は3日に1回、たっぷりと与える程度で充分です。
その他育て方のポイント <病害虫>
多湿な環境や長雨が原因で灰色カビ病が発生するので、チッ素分過多に注意し、ロブラールなどの殺菌剤を10日に1回まいて予防します。また、害虫のハダニがつきやすく生育が止まってしまうことがあるので、ケルセン、アカール、オサダンなど殺ダニ剤を交互にまくようにします。

<その他>
上手に花を咲かせるポイントとしては、わき芽を多く出させるために、伸びすぎた枝はその都度摘み取るようにします。また、花後に半分程切り戻すと秋に再び花が咲きますよ。
肥料のやり方 あまり多肥にならないようにしながら、薄めの液肥を回数多く与えればOKです。