TOP PAGEDIY TOP花壇に植えたい【花】/ニチニチソウ育て方


【 初心者向け:ニチニチソウの育て方 】

キョウチクトウ科の非耐寒性一年草で、真夏の暑さにも負けず咲き続ける丈夫な花です。高温と多湿に強いので、まさに日本の夏に適した花と言えるでしょう。
花色は、白、赤、桃などがあり、花だけでなく光沢がある深い緑の葉もとても美しいです。背丈が30p前後の媛性種と50p以上になる高性種があります。綾性種で有名なリトルシリーズには、白や中心に赤い目が入っています。
よい株の選び方 株がしっかりしていて、葉が肉厚なものを選びましょう。定植の時期が暑くなってからの方が良いため、株を購入する時期としては、6月ごろが最適でしょう。
植える場所 日照不足では花つきが悪くなりますので、とにかく日当たりのよい場所を選んでください。十分に日に当てることがニチニチソウの栽培では大切なことです。
また、湿った状態だと根腐れを起こしやすいので、水はけにも注意する必要があります。
種まき ニチニチソウは大きくなってからの移植を嫌うので、種子まきの段階で3号ポットに3〜4粒まき徐々に間引くようにします。
種子まきの土ですが、小粒の赤玉土と腐葉土を7対3で混ぜて作ります。
定植 6〜7月に定植します。庭植え時は株と株の間は20pくらい離して、鉢植えでは5号鉢に1株を目安にすると良いでしょう。
定植の土ですが、庭植えの場合、あらかじめ苦土石灰をまいた後、堆肥と緩効性化成肥料を加えるようにします。鉢植えは種子まきと同じ土に緩効性化成肥料を加えればOKです。また、定植のポイントとしては、ポットから外す時、根は崩さずに土をはらう程度にすることがポイントです。
水やり 土が完全に白く乾いてから、たっぷり与えるようにします。水はやり過ぎてもいけませんが、水切れするとしおれてくるので注意してください。
その他育て方のポイント <病気>
葉などが白っぼく粉をふいたようになるウドンコ病になったらサプロールを蒔きます。また、多湿になると立ち枯れ性の病気になりやすいので、水のやりすぎに注意しましょう。

<害虫>
アブラムシやオンシツコナジラミがつきやすいので、土にオルトラン粒剤をまいて予防しましょう。ハダニがついたら、ケルセンやアカールなどの殺ダニ剤を交互に蒔くようにします。
肥料のやり方 花の咲く期間が長いので、開花中は液肥を10日に1回与えるか、1〜2ヵ月に1回の置肥をしてやります。