TOP PAGEDIY TOP>庭づくりDIY:3月のガーデニング作業




【 3月の庭ガーデニング作業:■ 花壇 ■ 】

土壌の整備と管理 地表と地中の土をよく耕して天地返しを行なう。
雑草の根や石ころも取り除き、排水をよくして病害虫を防ぐ。

秋まき草花(カスミソウやポピーなど)が発芽したら、間引きして風通しをよくし、追肥(化成肥料など)しておく。
一・:二年草の種まきと苗の植えつけ フウセンカズラなどの種まきは霜の心配がなくなったころに。
発芽してきたら間引きし、本葉が出てきてから追肥をする。

パンジーやペチュニアなどの苗の植えつけは、開花期間が長いので株間をあけて、浅く植え込む。
宿根草の植え替えと株分け 宿根草(ガーベラやミヤコワスレなど)は、彼岸過ぎごろに3年以上たった大株を1株2〜3芽ぐらいつけて株分けする。

植え替えするときは、元の場所をなるべく避け、株間をあけて芽が地表から隠れる程度に浅く植える。
植えた後は3年ぐらい放置して、株に力をつけさせる。
球根の分球と植えつけ カンナやダリアなどの冬越しした夏咲き球根は、3月中旬になってから植え込む直前に分球する。

分球するときは、球根に1芽をつけて切り分けし、ダリアは茎のつけ根部分が発芽するので茎ごと切り分ける。
芝生の施肥と目土入れ 遅効性の窒素肥料(化成肥料)を黒土などに混ぜ、厚さ1pぐらいに一面にまいてならしておく。
芝生の表面が固ければ、細い棒などで各所に穴をあけておく。


【 ■ 庭木・花木 ■ 】

落葉花木類の植えつけと植え替え この時期の植えつけは、カイドウ、ボケ、ジンチョウゲ、コデマリ、ボタンなどの落葉花木類。

苗を植えつけるときは、有機質の肥料(腐葉土や堆肥など)を穴の底に入れ、根元を踏み固めず支柱をして浅めに植える。

植え替えは、ツツジやサツキ、サンシュユ、ウツギなどで、鹿沼土や赤玉土などの弱酸性の土壌に、浅く植え込む。
剪定と誘引 剪定するのは、ウメ、ウメモドキ、マツ、モクセイなどで、この時期に花をつけるものは開花後に行なう。

剪定するときは、樹形を整えるだけでなく、弱った枝や混み合った枝を間引きし、風通しや日当たりをよくする。

つる性のブドウやキウイなどがあれば、芽の動く直前までに剪定をすませ、つるが伸ぴてきたらポールなどで誘引する。
挿し木・接ぎ木 挿し木は、生け垣に用いられるサワラやヒムロスギなどの針葉樹と、アジサイやフジ、ボケなと葉のない落葉花木類。

挿し木は充実した枝からとり、水はけのよい赤玉土などに浅く挿す。
水は、用土の表面が乾かない程度にやる。

接ぎ木はウメ、コブシ、モクレンなどが対象で、穂木は先に冷蔵庫で保存しておき、彼岸の前に親指ほどの台木に接ぐ。


【 ■ 鉢もの ■ 】

冬咲きランの管理 開花後、花がらは早めに摘む。種類によって、花茎ごとつけ根から除くもの、花がらだけを除くものがあるので要注意。

開花中のシンビジウムは、夜間など冷気にふれないように管理し、花後、大株になったものはハサミで切り分ける。
ゼラニウムの挿し木 中心部を切り戻し、切った茎を挿し木(5〜10cm)にする。葉2枚ぐらい残して、切り口が乾いてから用土に挿す。