TOP PAGEDIY TOP>庭づくりDIY:7月のガーデニング作業




【 7月の庭ガーデニング作業:■ 花壇 ■ 】

日除けと水やり 日射しが強くなっていく時期だけに、草花が葉焼けしないように、庭まわりの木陰や風通しのいい日陰を活用する。
また、乾燥しやすいため、水やりは午前中の涼しいうちにすませ、夕方は用土が乾いている程度に与える。
土がいつも湿った状態にしておくと根腐れするので、乾きぎみにしておく。
一・二年草の種まきと摘芯 種まきは、冬花壇用のハボタンをはじめ、デージーやパンジーなど。
コスモスやヒマワリもまだ間に合うので早めに。

苗で植え込むならケイトウやホウセンカなどで、サルビアやマリーゴールドは摘芯すれば花つきがよくなり、長く楽しめる。
宿根草の植えつけ 暑さに強く、日光を好むものでは、タチアオイやキバナコスモス、ジニア・リネアリスなどが植えつけどき。

バーペナは乾燥に、ハナスペリヒユは過湿に弱いが、水やりに注意しさえすれば、暑さに強いので植えつけられる。

ほかに花壇に向くギボウシも、この時期の植えつけに。
球根の植えつけと管理 夏植え球根は、ナツズイセンや白バナ・黄バナヒガンバナなどのリコリス系。
カンナやグラジオラスは最後の植えつけ。

シラーやフリージア、ムスカリ(4〜5年に1度)などの春咲き球根の掘り上げも、この時期にすませる。

ユリやカラーなど、花が咲き終わったものにお礼肥を施す。


【 ■ 庭木・花木 ■ 】

水やりと刈り込み 庭木の水やりは、地下水があるので鉢植えほど必要ないが、梅雨明けが早く雨が少なければ、暑さよけにマルチングも。

ツツジやカイドウ、ボケ類は葉焼けしやすいので要注意。

また風通しや日照をよくするため、アオキやヒバなどの生け垣や木は刈り込み、イプキなどのコニファーは芽摘みする。
花木の剪定と施肥 この時期は花木類の花芽分化期に入るので、アジサイを開花直後に切り戻すぐらいで、苗木以外の剪定は中止する。

施肥も、刈り込み後の生け垣や、夏の間咲き続けるサルスペリなどに緩効性の化成肥料を施すぐらいで控える。

バラは秋に楽しむために蕾を摘みとり、ひこばえも除く。
植えつけと植え替え 植えつけは半常緑のキンシバイやピョウヤナギ、半落葉のスイカズラのほか、モッコクやイヌツゲなどの常緑樹が可能。

植え替えは苗木のアジサイ、コデマリ、ヤマブキなどで。
挿し木と病害虫の防除 挿し木は、水に挿しておくだけで発根するので、キョウチクトウなどの花ものや、ゲッケイジュなどの葉ものまで可能。

梅雨が明けると、カイガラムシやハダニ、イモムシなどが発生するので、薬剤を使いたくなければ早めの駆除を。
また、サルスベリなど、うどんこ病になりやすい庭木に要注意。


【 ■ 鉢もの ■ 】

水草栽培と鉢植え この時期に、鉢植えで取り入れたいのは水草類。
スイレンやウォーターポピー、ホテイアオイなどは花をつけ、ボタンウキクサやサンショウモなどは葉を水辺に浮かべて楽しめる。
日除けと水やりの工夫 鉢植えは移動できるので、クンシランやサボテン類は、直射日光を避けた場所に移すなど、植物に合わせて調整する。

旅行中は、庭の木陰や塀の隅などに鉢植えのまま土中に埋めたり、浅めの水槽につけておくなど、乾燥を防ぐ工夫を。