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【 釜山(韓国)子連れ観光/グルメ旅行記 】

人口370万人で、首都ソウルに次ぐ韓国第二の都市、そして韓国最大の港町が釜山です。私などはあの有名な演歌「釜山港に帰れ」で強く印象に残っている町ですが、想像以上に大都市でとてもビックリしました。
単純に「妻の免税店目当ての買い物ツアー」に同行程度の認識でおりましたが、(子供たちにとっては初の海外旅行ということもあり)予想以上に盛り上がった家族旅行となりました。

【 ビートル号(福岡←→釜山)での船旅 】



朝、6時前に福岡国際ターミナルに到着し、これからビートル号に乗って釜山まで子連れ旅行です。
出航は7時過ぎですが、早めにチケット購入を済ませ、良い座席を確保しないと(特に子連れ旅行のため)“船酔い"が心配なため、かなり朝早くから自宅を出てきました。
福岡国際ターミナルと釜山港とは高速船:ビートル号を使って3時間程度の船旅です。

波の高さが2mからせいぜい2.5m程度であれば、ビートル号はほとんど揺れることはありませんが、それ以上の高さの時は(高速船独特の縦揺れ:まるで細かい山のあるジェットコースーターに乗っているように)かなりの揺れを感じますので、早めにターミナルへ出掛けて「1階中央あたりの席」を確保されることをオススメしますね。
冬の日本海は波が高く、少しの風でも2m近くの波が立ってしまいますが、先端に乗ると上下の揺れがキツイですし、ましてや2階席だとかなりの揺れを感じるはずです。
【参考までに】
行き:波の高さ3m(強風注意報)・・船体が上下に揺れ(先頭の席に座ったせいか)子供は軽い船酔い状態
帰り:波の高さ2m・・ほとんど揺れず、縦揺れもないため快調(新幹線よりも揺れを感じない状態)
ビートル号は博多と釜山の間213kmを航行する200人乗りのジェットフォイルです。水中翼船なので、海水を吸い込んで噴射するウォータージェットでの推進力を利用します。最高時速は80kmで、高速時には水中翼によって船体を完全に海面から浮上させて走るのだそうです。

この海域にはクジラやイルカといった海洋生物も多く、ビートル号も途中で何度も急ブレーキらしき動きをしていました。


船酔いを避けるために熟睡するか、船内ではずっと放映されている映画やアニメを観ながら過ごしているうちに、あっという間に釜山港へ到着します。

到着ロビー(1階)に出てくると、そこはもう海外・・のはずですが、そんな空気はあまり感じられません。やはり雰囲気も日本によく似ています。

そうそう、到着ロビーに1軒の食事処があり、うどん(に似た麺)やラーメン、チヂミ、それからお酒やコーヒーを飲食することができます。非常に安価な店ですが、ラーメンはインスタントをそのまま調理しているもので激辛ですのでご注意ください。うどん(に似た麺)はコショーが効いた独特の味付けですが、なかなかコレはコレで美味しいと思います。
釜山港国際ターミナルからは釜山駅まで往復しているシャトルバスが出ています。
10〜20分間隔で運行していて、料金は1000Wでした(荷物を載せた後、発車する前までに支払います)。

運行時間は朝が8時10分からで、終わりは18時40分ころになっていました。

【 釜山/韓国の市街地風景など 】

【釜山駅】

韓国の新幹線(KTX)も発着する釜山の鉄道駅です。中に入ると1階にはコーヒーショップとコンビニくらいですが、実際に改札のあるメインの2階は規模が大きく、食堂街から土産物屋・書店・・駅案内所・・大きな広場などを完備した近代的な建物でした。
【釜山駅前広場】

釜山駅前には広い公園のような場所があり、観光客だけでなく地元の人の待ち合わせ場所にもなっていました。また、公園を挟んで鉄道と地下鉄の駅が隣接しているので、人の往来の多い場所になっています。また、ここは夜にはライトアップされイルミネーションが綺麗な公園ともなっていました。

ちなみに、韓国は勿論日本よりも緯度が上になるため、当然のごとく冬の釜山は"寒い”です。
また、非常に乾燥した気候となるため、一発で喉をやられてしまいます。なので、喉の弱い子供達はマスクをして外出させていました。
【釜山駅:海側】

釜山湾の遠景や、韓国版新幹線(KTX)のホームが見下ろせる展望台です。

KTXは最高時速300kmと日本の新幹線とも遜色なく、釜山とソウルを2時間半で結んでいます(※料金は51800W)。
【釜山湾】

駅から湾を見てみると、この町がまだまだ発展途中なのだと気付かされます。
湾岸沿いの建設中高層マンションや、整備の進むコンテナ基地など・・さすが韓国が世界に誇るハブ港湾だと実感できました。
(上の動画は)釜山駅付近の車窓の風景です。
看板などがハングル文字という他は、一見日本と変らない街並みだと思います。ただ、韓国の交通規則では車道は右側通行ですので、日本のそれとは感覚的に少し別の車窓になります。さらに、街を走る車のスピードも全体的にかなり速く、なんでも一般道での制限時速が80kmというから驚きです。
そういえば釜山で見かける殆どの車は現代(ヒュンダイ)社のもので、その圧倒的なシェアにも驚きました。
一般的な地下鉄駅周辺の地下街は、日本のように華やかではありませんが、衣類や雑貨、軽食の店舗が並んでいて(特に寒い冬の日には)ホッとして散歩を楽しめる空間です。
まだまだ開発の進んでいる釜山では建設中の高層マンションも各所にあります。

市内のあちらこちらに数十階もあろうかというマンションが隣接するように建ち並び、その横にまた新たなマンションが建設されているのです。※ちなみに、ここの建設現場はグループ企業の現代建設(ヒュンダイ)でした。
【KBS放送局】

あの大ヒットドラマ「冬のソナタ」を製作したことでも知られる韓国の公共放送局です。もちろん本局が首都ソウルにあるのですが、その出先が釜山にもありました。
思えば・・この放送局から韓流ブームが始まったといっても過言ではないでしょう。
街で見かけた「チマとチョゴリ」のショッピング・ウインドウです。
日本に和服専門店が数多くあるように、釜山にはチマとチョゴリを販売しているお店も多いようです。こうした何気ない民族衣装のお店などが、実は私には大変嬉しく思えたりしましたが、妻や子供は無関心でした。

大きな地図で見る
<釜山(韓国)MEMO>

【人口】
役370万人
朝鮮戦争時に戦火を避け非難した人々が集まり人口が爆発的に増加したらしい。

【福岡からの距離】
200kmしかなく、福岡市と下関市は姉妹都市を締結

【気候】
朝鮮半島の南端に位置するため比較的温暖な気候で、冬でも首都ソウルのように大雪に見舞われることは少ない。夏場の最高気温は37℃ちかくまで上昇し、冬場の最低気温は-10℃を超えて下がることもしばしばある。
韓国の通貨

韓国の通過ウォン(W)は、4種類の紙幣(5万W、1万W、5000W、1000W)と、6種類の硬貨(500W、100W、50W、10W、5W、1W)がありますが、5Wと1Wは事実上既に流通していないようです。

このところ円(¥)に比べウォン(W)が弱いので、円からウォンに両替する場合のレートは100W=7円程度となっています(※2012年1月現在)

日本の銀行で前もって両替してもらうと、殆ど1万W札になりますが、実際に韓国に到着した直後に地下鉄や乗り物に乗ろうとすると1000W札が真っ先に必要になるはずですので、すぐに財布が小銭で膨らんでしまいます。
ホテル宿泊時の情報
<洗面用品>
環境保全のためにホテルによっては歯ブラシなどの使い捨てアメニティグッズは常備せず、有料で販売しています。

<電圧>
220Vが一般的。ホテルでは日本製が使える110Vを部分的に設置してあるところがあります。

<日本のテレビ>
NHK放送BS1、BS2またはNHKワールドなどケーブルテレビを通じて受信しています。ホテルによっては日本語のビデオが見られるところもあります。

<チップ>
基本的に必要ありませんが、特別なサービスを受けたときなどは小額のチップを渡しても良いでしょう。
水道水
日本とは水質が違うので基本的には飲まない方が良いです。
スーパーやコンビニなどでミネラルウォーターを売っていますので、そちらを購入するようにします。

【 釜山(韓国)の地下鉄/タクシー 】



釜山市内の移動には各観光地まで延びている地下鉄(釜山都市鉄道)が便利です。
釜山の地下鉄は全部で4路線あり、主要な観光スポットへは殆ど行くことができます。また、切符自動販売機にも韓国語以外に「日本語」や「英語」の切り替えボタンが付いているので、日本語で切符を購入することができます。
※自販機では紙幣は1000W札しか使えないので、10000Wなどの紙幣はスグ隣に設置された両替機を利用して両替をする必要があります。

改札はカードを持っていない人は切符を機械に差し込んで、金属棒を押して回転させながら通行するようにしますので、混雑時には少々出入りに時間がかかることもあるようです。
地下鉄の運行本数は非常に多く、殆ど待ち時間を感じることなく電車は到着します。※勿論、時間帯にもよりますが。

【料金体系】
<1区間:10kmまで>
大人(13歳以上)1200W、子供600W
<2区間:10km以上>
大人(13歳以上)1400W、子供700W
<一日乗車券>
大人・子供4000W
タクシー
子連れ観光に最も便利なのはもちろんタクシーでしょう。
韓国のタクシーには「模範タクシー(モボムテクシ:車体が黒)」と「一般タクシー(黒以外の車体)」があり、そのほかホテルなどで相談すると大型やライトバンのタクシーも手配してもらうことができます。
最近では減少したらしいのですが、一般タクシーの中にはいわゆる「ぼったくり」行為をする運転手もいるらしいので注意が必要です。模範タクシーは簡単な日本語がわかる運転手さんが多いのですが、基本料金は一般の2倍程度してしまします。料金は日本の半分以下か3分の1程度といったところでしょうか・・30〜40分の遠方へ載せてもらっても20000Wから30000W程度しかかかりません。

【 釜山(韓国)でショッピング 】

【ロッテ百貨店&免税店】

釜山一大きな繁華街というと「西面」ですが、地下鉄7番出口を出てすぐのところにロッテ百貨店があります。
百貨店としても大きな店舗ですが、特徴は8階フロアが免税店になっていることで、ブランド品目当ての観光客も多いところです。また、ここは他の階が普通の百貨店ですが、1階には高級ブランドの店舗が入っているので、1階と8階とで比較がしやすく便利です。
【パラダイス免税店】

一方こちらは釜山駅から車で30分程度のところに位置する「海雲台」という街にある免税店です。
ここはパラダイス・ホテル新館内にある免税店なのですが、地下1階から地上3階まで全てが免税店なので、前述のロッテ百貨店よりはるかに品数が豊富です。
歩き回って足が疲れたら、3階に喫茶店もあるので、のんびり&ゆっくりショッピングを楽しむことができます。

釜山駅付近などの宿泊するホテルによっては無料シャトルバスも運行していますので、ショッピングを楽しむなら行かれた方がいいと思います。
【南浦洞(ナムポドン)】

個人的には、最も釜山や韓国を感じることができる場所と言えば(名所旧跡を除き)私は南浦洞(ナムポドン)だと思います。
地下鉄・南浦駅とチャガルチ駅に挟まれた街並みは特に賑わっていて、ショッピング目的でなくとも楽しめる場所です。
【南浦洞(ナムポドン)でのショッピング-1】

夜になってチャガルチの駅を下りて北東方面に向かうと、面白い市場街が次々と出てきます。
アリラン通りを中心として、周りの路地一帯に広がりをみせ、商店街の道の中央には、専門屋台が並び、それら店舗と屋台が一体となって○○街を形成しているのです(※昼間は屋台が出ていないので、景色が違ってみえるほどです)。

例えばこの通りには「おやつ」になるような食べ物を売る屋台が並んでいて、「ホットク」や「ワッフル」など100円もしないような低価格で食べられます。
【南浦洞(ナムポドン)でのショッピング-2】

ここは電気街で、それこそ東京の秋葉原を思い出させる街並みで、家電だけでなく、電気部品の数々を扱う問屋であったり、販売店が無数に並んでいます。
【南浦洞(ナムポドン)でのショッピング-3】

その2つ3つ次の通りには、突然「衣類」ばかりの店が(露店も含め)無数に並んでいて、東西・南北の幾つかの道が「衣類街」になっています。
【南浦洞(ナムポドン)でのショッピング-4】

そんな各専門店街にあって、ところどころに出ている屋台は、地元の方だけでなく観光客にも人気のようでした。

主に売っているものは、「トッポギ」や「海苔巻き」それに「パジョン(ネギを使用したチヂミのこと)」が主流で、どれも100円〜200円(1500W〜2000W)程度で食べることができます。
中には「ぜんざい」専門の屋台なんてのも幾つもありましたね。
【南浦洞(ナムポドン)でのショッピング-5】

路地の向こうに釜山タワーが見えています。
タワーのある龍頭山公園には子連れでも歩いて10分はかからないので、夜景を見に行きたかったのですが・・・妻と娘はショッピングに夢中でした。


きっと釜山タワーからの夜景は綺麗だったことでしょう。残念!
【おでん屋さん】

日本のように大根や卵といった具材ではなく、基本的に練りモノ中心ですが、おでん屋さんも数多く見かけます。やはり寒い街ですので、暖かい食べ物は人気なんでしょうかね・・・ただ、殆どの人が買ったその場(店先)で全部を食べ切るまで立ったままなので、その辺りは文化の違いを感じました。

【 南浦洞(ナムポドン)観光おすすめスポット 】

【龍頭山公園と釜山タワー】

地下鉄:南浦の駅を下りて(またはチャガルチ駅から光復路を東へ進むと)公園入り口があります。
高台にあるこの公園には、ふもとから数個のエスカレーターを利用し上って来れますので、子連れでもお年寄りでも大丈夫です。エレベーターの途中には小さな公園もあり、遊具もあるので遊びながら散歩を楽しむこともできます。
タワーの高さは120m。公園広場には除夜の鐘のイベントが開かれる鐘閣などがあります。

訪れたこの日は風が強かったので、長くは公園にいませんでしたが、それでも地元の方々(お年寄りも多かったような気がします)が大勢いたり、観光地にはつきもののの記念写真屋さんが「一枚いかが〜」と声を掛けてきましたよ。


【BIFF広場(旧PIFF広場)】

釜山国際映画祭の特設会場にもなるBIFF広場には、映画館も集まっていて、道路には映画スターの手形がありました。

BIFF広場を訪れたスターや監督の手形の中にビートたけし監督のものもありましたよ。
50mあるかないか程度の広場というか路地ですが、それでも観光客は多かったですね。
【光復路から光復美化街】

チャガルチからBIFF広場を経由して光復路へ行くと、おしゃれなブティックや雑貨、靴屋などが並んでいます。光復路は南浦洞(ナムポドン)のメインストリートで、歩道には様々なオブジェが設置されています。・・子連れで歩くには少々(子供には)退屈かもしれませんね。

【 釜山アクアリウム付近 】

韓国の八大美景の一つに数えられる海雲台は、釜山のリゾート地として国内だけでなく海外からも観光客の多く訪れるところです。
【海雲台ビーチ】

釜山からタクシーで40分程度のところに海雲台(ヘウンデ)はあります。
今回は妻の韓国旅行の目的の一つがココにあるパラダイス免税店でのショッピングでしたので、家族で一緒に出かけて現地で「子供達と父親」は別行動にし、周辺の散歩や水族館見学としました。(実はパラダイス免税店には宿泊したホテルからシャトルバスが出ていたので、その送迎バスを利用し無料で移動できたのでした)

免税店のすぐ横には釜山では有名な海水浴場(海雲台海水浴場)が広がり、海岸下には釜山アクアリウムという水族館があるのです。
【釜山アクアリウム】

ここ釜山アクアリウムは入場ゲートこそ海岸沿いの建物になりますが、ゲートを通り過ぎてスグに下へと下るエスカレーターがあって、施設そのものは地下に広がる大変珍しい水族館です。
入場料金は大人:18000W、子供13000Wですが、釜山市内の観光案内所に置いてある冊子(無料で持ち帰れるタウン情報誌)に割引券が付いているので、少し安く入場できました。
地上1階、地下3階の建物の中には、250種類:35000匹もの生物がいるとのことで、いくつもの大きな水槽を観光客がゆっくりと観て回れるようになっています。
地下2階ではグラスボートに乗って水中観察や、ダイビング体験などもできます(※ダイビングスーツはレンタルできインストラクターがちゃんと付き添ってくれます)
ちなみに、こちらはピラニアの水槽です。
アマゾン川に生育するピラニアの恐ろしさを表現するためか、動物の骨(の模型)が一緒に水槽に入っていて、いかにもピラニアが食べてしまったかのような演出です。
一番大きな水槽の前では、ダイバーにようるエサやりや、水槽前での(水中のダイバーとも共演した)手品のパフォーマンスが繰り広げられてましたが、言葉もよくわからない為みんなが笑っている理由が??でした。
巨大な鮫のはく製も展示してありましたが、なかなかの迫力でしたよ。

このほかに水族館の中には、子連れに喜ばれそうな「水中生物との触れ合いコーナー」などもありますが、規模としては全体的に大きな水族館ではありません(※一応、釜山では一番大きな水族館らしいのですが)。


パラダイス免税店前の大きな道を渡り、一つ北上した通りが海雲台市場です。

ここには流石に海産物を扱うお店が多く、お馴染みのアナゴや日本では珍しい魚も沢山売っていました。ただ、観光目的で訪れる市場というよりは、より日常的な・現地の方々の為の市場といった感じがしました。
また、地下鉄の海雲台駅に続く道には商店が建ち並び、結構賑やかな街並みとなっています。
途中・途中に大きなショッピングセンターや衣類専門の大型店などが点在し、露店も数店あって子連れでブラブラ散歩するには絶好の通りでした。

【 釜山(韓国)グルメ 】

【焼肉料理】
初日の夕食はやはり焼肉です。
チャガルチのアリラン通りを北上して大庁路(大通り)の一つ前の路地に「山海」という焼肉店があります。雑誌などで紹介されているような店でなく現地の人の紹介で“おいしい”と聞き行ってみた店でしたが、何を頼んでも確かに美味しい焼肉店でした。豚焼肉は驚くほど安く、一人前が数百円程度で食べられます。ただ、牛になると日本とあまり変わらず結構いい値段になっています。

ほとんど日本語が通じないなので、注文はメニューを見ながら指を指して頼みましたが、問題なく注文可能でした。
思ったのは、日本と違って接客に配慮がなく、容器の上に乱暴にメニューを置いたり・・(焼いてくれた肉の)焦げたもの/半焼きのものでもお構いなしに取り分けるなど、日本であったらクレームになりそうな接客態度だったは少々残念でした(これも含め海外旅行の楽しみではありますが・・。)
【蟹料理】
2日目の夕食は少し遠くですが、機張(キジャン)までタクシーで行って、名物の蟹を堪能しました。
ここ機張(キジャン)は釜山でも有名な蟹の街で、韓国中の蟹が集まるらしく、観光客だけでなく釜山の人も車を飛ばして食べに来るのだそうです。
共同の大きな駐車場を降りると、まず目に飛び込んでくるのは水槽にギッシリと入った蟹・蟹・蟹の大群です。
蟹市場とでもいうような何十ものお店が左右に並んでいて、どこを見ても水揚げされたばかりの蟹がうようよ動いています。
食堂に入ると、注文は(もう一度、店の外の水槽前に行って)その日食べたい蟹を選んで価格交渉します。
そこで選んだ蟹の注文ナンバーを書いたメモをもらい、食堂へ返った後で店員さんへメモを渡すと、しばらくしてからその蟹が蒸し上がって食卓へ運ばれてくる仕組みです。

我が家はこの日、タラバ蟹とズワイ蟹を一杯ずつ頼みましたが、金額は日本で食べるのと大差ないように思います(※非常に大きなサイズでしたので、日本でこのサイズを食べるともっと高価なのかもしれませんが・・。)
ここ機張(キジャン)は、釜山駅からタクシーで40分程度のところですが、タクシー代は30000Wを少し下回る程度の金額でした。


【機張(キジャン)の名店ミニ情報】
テゲハウス2号店(量り売りで多少の変動はあるが、1kgあたり、タラバ蟹が45000W〜、ズワイ蟹が55000W〜)
シンシンテゲ(ズワイ蟹は小さいサイズが1kgで40000W〜)

【 釜山(韓国)土産もの? 】

韓国で・・釜山で一番飲まれている焼酎は「C1」(シーウォン)です。
焼酎と言っても、日本の焼酎のような強烈な個性はなく、女性でもグイグイ飲めるクセの無い味の焼酎です・・・といってもアルコール度数は19.6度ありますけど。

街中のコンビニでは、1本が1500W程度で売っていますので、まるでジュースのような価格設定でした。
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韓国土産?と思いコンビニで買ったカップ麺ですが、・・・か・ら・い・・です。
【胡桃まんじゅう】

BIFF広場を入ってスグのところに有名な胡桃まんじゅうのお店があります。どうみても観光客向けの価格設定だとは思うのですが、現地で味見をした限りでは非常に美味しいまんじゅうでした。アシアナ航空の機内食にも指定されるほどでライ麦のほかココナッツやアーモンド・もち米などが練り込んである生地に、すーっと溶ける餡がつまった上品な味のまんじゅうです。

1個ずつ真空パックしてあるものが12個入りで、10000Wでしたのでお土産に4パック買って帰りました。・・後日、日本でレンジで温めて食べましたが、やはり少し味が落ちてしまっていました。

ちなみに、街中のセブンイレブンなどにも類似品のまんじゅうが店頭販売されています。味は全く一緒ではありませんが、こちらも美味しいかったです(10個で3000W程度でした)。




【Angry Birdsグッズ】

世界的な大ヒットとなっている(スマホ・ゲームでお馴染みの)Angry Birdsのグッズは釜山市内のあちらこちらのお店で売っています。※日本ではまだ珍しいですが、釜山では既にブームになっていました。
露店や文具店・雑貨/土産物屋にはお決まりのようにAngry Birdsのストラップやイヤーキャップが並んでいます。


釜山市公式ホームページ(日本語)
ロッテ免税店:釜山店
パラダイス免税店:釜山



【 その他釜山観光情報(1)/南浦洞(ナムポドン)スポット 】

チャガルチ市場

韓国で一番水揚げの多いチャガルチ市場は、早朝には仲買人、日中には観光客や地元の人々で賑わっています。地下2階、地上7階という大きな市場で、食堂や乾物屋が入っており、食堂では市場で買った魚をそのまま調理して刺身や鍋料理まどが楽しめます。建物の外にも露天商がずらりと並んでいて、古い通りの趣がありますね。
国際市場
なんでも朝鮮戦争後にできた古めの市場で、迷路のように入り組んだ小さな店が沢山ならんだ町並みです。古着の町として有名ですが、実は雑貨・食品・眼鏡・衣類・布団・電化製品などなど"揃わないものは無い”市場になっています。
宝水洞吉本通り
国際通りと大通りを隔てたところに看板があるので、それを目印にすれば辿り着く通りです。古本屋が両側にずらりと並んでいて、古本に限らず新書であっても割引価格で売っているものがあります。
太宗台公園(影島:ヨンド)
本土から橋を渡って行った影島の先端にある岬公園です。天気さえよければ対馬まで展望できるそうで、灯台周辺には遊歩道があったり、釜山の断崖絶壁の景色なども見ることができます。
<マッサージ店>

青山宝石岩盤浴
日本語の話せるスタッフもいる価格の手ごろなコースがあるマッサージ店です。足マッサージ/アカスリ/よもぎ蒸し/黄土漢方パックなど20〜30分のコースがあります。

住所)釜山市影島区東三洞149-4
電話)051-405-9130
<マッサージ店>

釜山スポーツマッサージ
アロマオイルを使ってマッサージをしてくれるので、リラクゼーション効果も高いと評判のお店です。また、オイルとマッサージはお客の体調に合わせて行われるもので、韓国エステをじっくり体験することができます。

住所)釜山市中区東光洞2街2-3
電話)051-255-0025
<マッサージ店>

グリーン
良心的な料金体系で、釜山ナビや釜山カモメにも掲載されているスポーツマッサージ店です。

住所)釜山市中区光復洞1街61-2
電話)051-256-1238
<マッサージ店>

アロマ・リラックスハウス
地元の人にも人気のマッサージ店で、福岡のテレビ番組(福岡テレビ「ピース」)でも紹介されたお店です。アロマリラックスハウスの足マッサージを受けて観光で疲れた足をリフレッシュするのもいいでしょう。ちなみに日本語で予約も可能です。

住所)釜山市中区光復洞27-2
電話)051-247-4967
<マッサージ店>

東新リンパ
ベテランスタッフの技が冴えるリンパマッサージで、全身マッサージや足マッサージなどコースの種類も豊富です。

住所)釜山市中区中央洞1街23-24
電話)051-462-9323
<マッサージ店>

タイ伝統皇室マッサージ
タイ独特の雰囲気のお店でスパ付のマッサージ店です。専門資格を持ったタイ人スタッフが行うタイ式マッサージは韓国でも評判なようです。

住所)釜山市中区南浦洞6街74-1
電話)051-248-0309
<マッサージ店>

中国伝統足マッサージ
足マッサージ用の専門の椅子を中国から取り寄せ営業している中国式マッサージ店です。伝統の足マッサージを中国人スタッフが優しく行ってくれます。

住所)釜山市中区昌善洞2街14
電話)051-246-0309
<マッサージ店>

O2足マッサージ
日本人に人気の釜山観光ホテルの1階にある3号店です。西面エリアにも2号店があり、どこのグループ店とも同様に清潔感溢れるマッサージ店です。

住所)釜山市中区東光洞2街10-5
電話)051-231-9365
<サウナ>

梨花(竹塩)汗蒸幕
汗蒸幕というのは約600年という歴史を誇る韓国伝統的なサウナで、遠赤外線効果によって体の芯から温まるサウナです。このお店はその汗蒸幕に韓国で初めて「九回焼き竹塩」というのを取り入れた話題のお店です。※「九回焼き竹塩」の体験はここでしかできません。

住所)釜山市中区東光洞2街17-26
電話)051-206-6060
<射撃場>

影島観光射撃場
釜山で行われる射撃大会の会場にもなっているところで、国際フェリーターミナルからも車で10分程度の近い場所にある射撃場です。勿論、インストラクターが最後まで親切に指導してくますし、安全性に配慮した場所ですので日本人観光客にも人気のようです。

住所)釜山市影島区東三洞149-4
電話)051-405-9130
<シンチャントースト>



【下町おすすめグルメ-2】

<シンチャントースト>
ちょっと探すのに苦労しますが、国際市場にあるシンチャントーストはネットでも有名な美味しいトーストのお店です。
とても優しいご主人と奥さんの二人で営まれているお店ですが、長年同じ味を守って作り続けてこられたB級グルメの名店です。

店頭の調理場(鉄板)の横を抜け店の奥に入ると、それほど広くはない=というか正直狭い店内ですが、とても落ち着く居心地の良い空間になっています。
※買い物で疲れた足を休ませるには丁度いいです。

また、店内には韓国だけでなく数多くの有名な日本人の写真やサインもあり、多くの人が楽しみにここを訪れているのだと実感できます。

ふんわり卵にキャベツなど少量の野菜が絶妙の歯ごたえを加え、こんがり・しかもふっくら・・焼かれたトーストに挟んであります。
卵/チーズ/ハムを組み合わせて注文する非常にシンプルなメニューですが、決して家庭で真似のできる焼き加減ではないと思います。・・・うーーん、満足の味でした。
<ホットク>



【下町おすすめグルメ-3】

<ホットク>
一言で言えば「揚げた餡モチ」でしょうか。行列のできる屋台も多い韓国の代表的なおやつです。
南浦洞(ナムポドン)にも幾つもこのような屋台が出ていて、1個1000Wで売っています(※100円前後)。

表面はカリっと鉄板で焼いてあるモチで、中に餡子と小さく砕かれたピーナッツやゴマが挟んであるとてもシンプルな食べ物ですが、食感・味ともに非常に美味しい食べ物でした。

【 その他釜山観光情報(2)/西面(ソミョン)スポット 】

鉄物商店街 西面ロータリーとミリオレに挟まれた地域が通称:鉄物商店街です。昔はその名の通り金属部品や工具店が多かったらしいのですが、今では飲み屋や飲食店が多数できていて若者の町に生まれ変わっています。
Eマート・トレーダーズ 米国企業コストコと同じ販売形態のショッピングストアですが、会員制ではないので自由にショッピングできます。食品など業務用の大きなお土産を大量に買いたいならココがおすすめです。
西面一番街 西面の歓楽街の中心で、特に夕方から夜に雑貨店の露天商が多く現れ熱気に溢れる街になります。
地下商店街 地下鉄西面駅からは3方向に地下街が広がっています。釜田駅方面には中高年向けの店が並び、ロッテ百貨店方面には日本でお馴染みユニクロなど低価格のファッション店が多いです。
釜田市場 釜山最大の食品市場で個人商店も沢山あります。観光客・買い物客で賑わっていて、明るい雰囲気で買い物が楽しめますよ。
<マッサージ店>

オレンジ・アロマオイルマッサージ
個室やシャワーも完備している手ごろなマッサージ店で、女性スタッフこ心配りが嬉しい明るく親切なお店です。

住所)釜山市釜山鎮区釜田洞257-44
電話)051-819-0905
<マッサージ店>

姜東孝エステ&マッサージハウス
韓国だけでなく日本でも様々な情報番組で紹介されてきた名店で、院長の腕前が凄い評価のマッサージ店です。炭の半身浴がセットになったマッサージコースのほか、全身フルマッサージのエステコースまでいろいろなコースがあります。

住所)釜山市釜山鎮区凡川1洞839-32
電話)051-741-3283
<マッサージ店>

Oasis足ツボマッサージ
釜山駅前には2号店があり、マッサージ専門ハウスとして日本人観光客にも人気のマッサージ店です。

住所)釜山市釜山鎮区釜田2洞515-18
電話)051-802-9365
<マッサージ店>

シャロッテ・エステ
デトリックスやリフティング、黄金パックなど高級ホテルのエステサロン並みのサービスを低料金で実現している魅力のマッサージ店です。

住所)釜山市釜山鎮区釜田洞513-6
電話)051-816-5888
<サムゲタン>



<五福サムゲタン>

ロッテ釜山ホテルの横にあるサムゲタンの名店?というか庶民的な料金で美味しい親しみやすいお店です。店内も明るく清潔で、メニューもわかりやすいので日本人の方も多く来店されていました。この日はサムゲタンの他に、あわび粥、チジミなどをいただきましたが、あわび粥は海苔の風味と塩加減が絶妙でペロリと食べられるし、チジミは(屋台で売っているものと違い)タコなど海産物も豊富に入った非常に美味しいものでした。

※食べきれなかったチジミは持ち帰ってホテルでおやつ代わりにいただきました。
<焼肉店>

急行荘
(クッペンジャン)
地下鉄西面駅の9番出口付近にある上質の肉を出してくれる焼肉店です。韓牛判定書付の安全な肉が出され、品質と味には定評があります。

住所)釜山市釜山鎮区釜田1洞259-27
電話)051-809-2100
<焼肉店>

思味軒
3階建てで地下も個室を完備する大きな焼肉店で、韓牛生ロースや味付けの大きなカルビ、冷麺などメニュー豊富なグループにお勧めのお店です。価格もどれもさほど高くないので満足できると思います。

住所)釜山市釜山鎮区釜田1洞474−26
電話)051-819-6677
<焼肉店>

三五亭
(サモジョン)
釜山では有名な古くからある焼肉店で、特にスタミナのつく参鶏湯は有名です。1階は韓牛専門/2階は参鶏湯専門/3階は団体・宴会用/4階は休憩室といったつくりで、西面繁華街の中にあるのでショッピングの後に立ち寄るのに便利です。

住所)釜山市釜山鎮区釜田2洞515-18
電話)051-802-9365
<焼肉店>

カルビ42番街
大理石のテーブルや換気システムの完備で高級感あふれる店構えながら、炭火焼の本格的の焼肉をはじめ特製冷麺やビビンバを安価な価格で食べられます。

住所)釜山市釜山鎮区釜田2洞514-1
電話)051-805-9242

【 その他釜山観光情報(3)/広安里(クァンアンリ)スポット 】

センタムシティ

ギネスブックにも世界最大規模の百貨店として載った新世界百貨店や、隣のロッテ百貨店のほか、高級ブランド店・レストラン・カフェなども数多くある注目の街です。
大きなホームセンターや釜山展示コンベンションセンターのほかナル公園などのほか、「映画の殿堂」※釜山国際映画祭のメイン会場などもあります。
広安里ビーチ&広安大橋 地下鉄2号線金蓮山駅または広安駅を降りてスグのところにある静かなビーチで、住宅街の中なので現地の人々がゆっくり散歩を楽しんでいます。
Me world 広安里ビーチ端にある遊園地ですが大きなものではありません。ただ、入場料金はなく乗り物代だけで、大観覧車、ツインジャンプやダイビングコースターなどスリル満点の乗り物にも乗れます。

【 その他釜山観光情報(4)/海雲台(ヘウンデ)スポット 】

海雲台ビーチ

2kmもある白浜のビーチで、韓国で最も人気の高い海水浴場です。リゾート地らしく周辺にはホテルや世界各国の料理店などもありお洒落なスポットとなっています。観光案内所の横には無料の海雲台温泉足湯が新しく出来ています。
冬柏島 チョ・ヨンピルの「釜山港に帰れ」という歌の歌詞にも登場する島ですが、APEC首脳会議なども開催された素敵な自然の場所です。ただ、島といっても砂の堆積によって陸続きなところです。
マリンシティ 韓国の富裕層が暮らすエリアで超高層ビルが立ち並ぶ釜山の摩天楼です。洒落た飲食店なども多く、韓国のテレビコマーシャルの風景などにもよくなっているらしいです。
タルマジゴゲ 「月見峠」という意味のタルマジゴゲはその名のとおり月の名所の丘です。そんなところですから格好のデートコースにもなっていて、高級住宅街でもあるので峠の頂にはカフェレストランが集まっています。
龍宮寺 松亭(ソンジョン)にある代表的な観光地です。観音像が海に向かって立っていることでも有名で、断崖の上に建築された韓国では珍しいお寺です。
<カジノ>

パラダイス・カジノ釜山
パラダイスホテルのい中にある異国情緒ただようカジノです。外国人専用なので日本語・英語・中国語ができるスタッフもおり、パスポートさえ見せれば自由に入場できます。本場ラスベガススタイルを採用した24時間営業の本格的なカジノですよ。

住所)釜山市海雲台区中洞1408-5
電話)051-749-3550
<マッサージ店>

アイエース・スポーツマッサージ
街の中心街にある24時間営業のマッサージ店で、シャワールームや睡眠ルーム、休憩室なども完備しているゆっくりくつろげるお店です。

住所)釜山市海雲台区中洞1394-92
電話)051-731-7997
<マッサージ店>

リラックスマッサージ
日本人リピーターの多い人気のマッサージ店で、新規オープンしたばかりの清潔感漂うお店です。また、観光情報も沢山収集してあり、マッサージを受けない人でも観光案内サービスをしてくれます。

住所)釜山市海雲台区佑洞612-8
電話)051-747-2866
<焼肉店>

オンヤン炭火カルビ
JCBカードが「最高に美味しい店」として選定したこともある炭火焼肉の店で、有名な生カルビのほか冷麺や鍋物なども充実しています。

住所)釜山市海雲台区中1洞947-1
電話)051-743-6919
<海鮮料理>

海味楽
蟹醤油漬けが大人気で、新鮮な魚介や野菜でつくる海鮮鍋など美味しい料理店です。韓国の海鮮メニューを楽しむにはおすすめです。

住所)釜山市海雲台区佑洞647-1
電話)051-747-5242
<射撃場>

海雲台実弾射撃場
ビーチ沿いにある便利な射撃場で、日本語も堪能なスタッフもいるので安心して貴重な体験ができるお店です。

住所)釜山市海雲台区中洞1124-8
電話)051-746-0420
釜山の遊覧船 【冬柏号】
日中コースは冬柏島〜広安大橋〜五六島などを巡り、夜間コースは冬柏島〜広安大橋〜マリンシティといったイルミネーションの綺麗な沿岸を巡ります。

【ティファニー21号】
食事つきのクルージングが楽しめる豪華な遊覧船です。

住所)海雲台ビーチより出航
電話)051-742-2525



【 カメリア・ライン(フェリー)で夏の釜山へ 】

福岡から釜山へ行く方法は沢山ありますが、ビートル号のような高速船でなく、非常に楽な移動方法が(今回ご紹介する)フェリーによる移動です。
冬に行った時にはビートルでしたので時間的は3時間弱と短時間だったのですが、時間にすると5時間半以上かかってしまうのがフェリーです・・・そう、時間的には長時間となるフェリーですが、夜出航して明朝早くに到着するため、実質的には通常の生活のリズムで起床し、目覚めれば釜山という形で、しかも大きな船体のため揺れも(ビートルに比べ)少なく、快適な環境で移動することができました。

※今回利用したのは「行き」が福岡国際ターミナルを午後12時半に出航し、釜山に夕刻6時に到着(※行きの便は昼間の移動でしたので、かなり退屈)するカメリア・ラインのフェリーを利用。「帰り」は夜8時に乗船し、10時半に釜山を出向→その後、翌朝の5時くらいに博多のターミナルへ着岸し(税関の開く)7時半に下船する便(※非常に楽チンです)を、往復で利用しました。
さすがに大きなフェリーですから、3階から5階の客室の各フロアにはラウンジがあり、特に3階には大きなラウンジや売店、お風呂、食堂、ゲームセンターなどなどが配置されています。
なぜか日本円しか使えないゲームセンターにはクレーンゲームとアーケードゲームが数台置いてあります。
3階の食堂横の通路には展望用にソファーのセットがいくつか置いてあり、外の景色を眺めながら会話を楽しむこともできます。

そうそう、ここに置いてある自販機ではジュースやアイスクリームのほか、ビールも置いてあるのですが、(どれも日本円しか使えないタイプながら)350mlのラガーや一番搾りが200円、500mlが250円・・と国内で買うより安く売っていました。
実は今回のフェリー旅行は「行きは2等客室」で「帰りは1等客室」としましたので、両方の部屋を紹介してみます。

こちらは2等客室ですが、全部で11名の人が寝ることのできる簡易寝具が設置してあります。私は鹿児島からこられたという5人家族に日本人の方と同じ部屋になりましが、あまり日韓混ぜこぜに部屋に入れるケースは少ないようです。
こちらは帰りの便で利用した1等客室です。
畳敷きの4畳半たらずの部屋ですが、クーラーやシャープの液晶テレビなど完備し、洗面道具も(歯ブラシやタオルなど)人数分がちゃんと用意されている個室です。
1等客室には洗面台もありますので、起床した後で用意するのも楽です。
※2棟にはそのような設備はないので、協同トイレと同じく設置された協同洗面台部分で準備するしかありません。
フェリーの食堂ですが、これまた日本円しか使えない自動発券機で券を購入するスタイルになります。料金はほとんど日本の食堂と変わりませんし、味付けも日本人の味付けに非常に近い感じです。
釜山のターミナルですが、(ビートルに比べ)フェリーの利用者は圧倒的に韓国人の方が多かったですね・・・びっくりするくらいの人数比でした。
今回の宿泊は、格安だった「BUSAN HOTEL」です。南浦洞駅から歩いて数分の場所にあり、釜山タワーのスグ東に位置し、光複路からチャガルチ、BIFF通りなど観光スポットやショッピングを楽しむには最適な場所にあります。そういえば今話題のロッテ百貨店光複店もスグそばにあります。
部屋はごくごく普通ですが、日本人観光客も多く宿泊されていました。
ホテルのスグそばにある「談」という焼肉店で夕食をいただきましたが、ここは少々高級感漂う焼肉店で、地元の方はあまり・・というか、ほとんど食べにきません。我が家が行った晩も、お客は全部日本人観光客でした。
洒落た店内の内装と、煙を集める器具も各テーブルに設置してあり、キリっとした服装の店員が親切に応対してくれます。


カルビやロースはそれぞれ28000ウォン/一人前ですので、日本のそれとほとんど変わらないか高いくらいです。

ただし、味はさすがに美味しく、油身なども店員の方が丁寧に切り除いて、その場で全部焼いてくれ、各人のお皿入れてくれるので、何も気にせず会話を楽しみながら食事することができます。
今話題のロッテ百貨店光複店の噴水ショーです。上から下から・・水の芸術ですかね。
冬にも行った(んで、写真も撮った)光復路〜光復美化街で、再び銅像と同じポーズでの写真撮影です。
実際に子連れ観光客はどこも同じことをしていましたが・・。
我が家が釜山へ到着した次の日に、光復路内のブティックに韓流スターのチャン・グン・ソクが来るというポスターを見つけました。前の晩にも関わらず、この時点ですでに数十人の女性が店の前で陣取りをしていましたよ。
韓国の大きなゲームセンターには必ずある回転するシートですね。DJが操作しているようで、不規則に回転したり動きを与え、狙った人を振り落とすようなこともできるようです。
・・・これはどこのお店でも人気が高く、若い年代の方々が多く順番待ちをしている状況でした。