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【 自作綿菓子機 】

モーター部分 理科の実験ではないですが、子供に「自作綿菓子機の原理」を教えたくて造ったものです。祭りの夜店などでしか普段食べない綿菓子ですから、それが簡単に家で自作できるとなると完成前から二人の子供も興味津々です。

綿菓子機の原理は至って簡単で、一言で言ってしまえば「穴の開いた缶を回して、溶けた砂糖を糸のように出す」だけの装置です。
なので、写真のようにホームセンターで売っているモーターを使います。適当な板に固定していますが、下の缶と連結するために買ったのは100円ショップで購入した「差し棒」(※プレゼンテーションなどで使う、あの差し棒です)と、その差し棒とモーターを連結させるためのゴムチューブでした。ゴムチューブと言っても専用のものではなく、釣りのウキを止める時に使うゴムチューブで大丈夫です。


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自作綿菓子機は空き缶で 空き缶は柔らかい素材の(ビール缶など)ものを使います。
蓋部分を切り取り、2箇所または3箇所程度の穴を開けて針金で固定し、上記の差し棒と固定します。
ここでの注意点は、“缶の中心”に回転の軸を合わせることで、これを正確にあわせないと高速回転したときにブレてしまい、綿菓子が出てきません。


肝心の「穴開け」ですが、これは押しピンを使えば簡単に開けることができます。ただし、(一般の押しピンでは穴が小さすぎ・・)あまりに小さな穴だと綿が出てきませんので、釘や細めのキリ等で、少々大き目の穴を(下から2cmくらいまで)ビッシリと開けるようにします。
ダンボール綿菓子機として自作
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アルミホイルで綿菓子機を覆う
ダンボール箱を綿菓子機の受け皿にしていますが、そのまま使うのでなく、自作と言えど雰囲気?も大切なのであえて6角形にして使っています。


実際には、このままだと二度と使えないくらい汚れてしまいますし、砂糖が付いたままのダンボールだと蟻などが集ってしまいそうなので、綿菓子を作るときには周囲を「アルミホイル」で覆ってからにします。そうすれば使い終わった後はアルミホイルだけを捨ててしまえば、何度でも使える綿菓子機になりますので便利です。
自作綿菓子機の必需品 準備が出来たら、あとは缶の中にザラメ砂糖を入れて、しばらく下からアルコールランプで温めます。
※ザラメは少量ずつ入れてください。

アルコールランプ自体はコーヒーサイフォンで使うものでも良いし、無ければネットショップでも手に入れることができます。

ザラメ砂糖が溶けてきたら、モーターのスイッチを入れれば糸を引いた綿菓子が出てくることになります。
あとは割り箸でぐるぐると周囲を回してあげれば、(なかなか大きなサイズにはなりませんが)自作であの綿菓子機が作れてしまうのです。