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【 釜山(韓国)子連れ観光グルメ旅行記 】

人口370万人で、首都ソウルに次ぐ韓国第二の都市、そして韓国最大の港町が釜山です。私などはあの有名な演歌「釜山港に帰れ」で強く印象に残っている町ですが、想像以上に大都市でとてもビックリしました。
単純に「妻の免税店目当ての買い物ツアー」に同行程度の認識でおりましたが、(子供たちにとっては初の海外旅行ということもあり)予想以上に盛り上がった家族旅行となりました。

【 ビートル号(福岡←→釜山)での船旅 】



朝、6時前に福岡国際ターミナルに到着し、これからビートル号に乗って釜山まで子連れ旅行です。
出航は7時過ぎですが、早めにチケット購入を済ませ、良い座席を確保しないと(特に子連れ旅行のため)“船酔い"が心配なため、かなり朝早くから自宅を出てきました。
福岡国際ターミナルと釜山港とは高速船:ビートル号を使って3時間程度の船旅です。

波の高さが2mからせいぜい2.5m程度であれば、ビートル号はほとんど揺れることはありませんが、それ以上の高さの時は(高速船独特の縦揺れ:まるで細かい山のあるジェットコースーターに乗っているように)かなりの揺れを感じますので、早めにターミナルへ出掛けて「1階中央あたりの席」を確保されることをオススメしますね。
冬の日本海は波が高く、少しの風でも2m近くの波が立ってしまいますが、先端に乗ると上下の揺れがキツイですし、ましてや2階席だとかなりの揺れを感じるはずです。

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【参考までに】
行き:波の高さ3m(強風注意報)・・船体が上下に揺れ(先頭の席に座ったせいか)子供は軽い船酔い状態
帰り:波の高さ2m・・ほとんど揺れず、縦揺れもないため快調(新幹線よりも揺れを感じない状態)
ビートル号は博多と釜山の間213kmを航行する200人乗りのジェットフォイルです。水中翼船なので、海水を吸い込んで噴射するウォータージェットでの推進力を利用します。最高時速は80kmで、高速時には水中翼によって船体を完全に海面から浮上させて走るのだそうです。

この海域にはクジラやイルカといった海洋生物も多く、ビートル号も途中で何度も急ブレーキらしき動きをしていました。


船酔いを避けるために熟睡するか、船内ではずっと放映されている映画やアニメを観ながら過ごしているうちに、あっという間に釜山港へ到着します。

到着ロビー(1階)に出てくると、そこはもう海外・・のはずですが、そんな空気はあまり感じられません。やはり雰囲気も日本によく似ています。

そうそう、到着ロビーに1軒の食事処があり、うどん(に似た麺)やラーメン、チヂミ、それからお酒やコーヒーを飲食することができます。非常に安価な店ですが、ラーメンはインスタントをそのまま調理しているもので激辛ですのでご注意ください。うどん(に似た麺)はコショーが効いた独特の味付けですが、なかなかコレはコレで美味しいと思います。
釜山港国際ターミナルからは釜山駅まで往復しているシャトルバスが出ています。
10〜20分間隔で運行していて、料金は1000Wでした(荷物を載せた後、発車する前までに支払います)。

運行時間は朝が8時10分からで、終わりは18時40分ころになっていました。

【 釜山/韓国の市街地風景など 】

【釜山駅】

韓国の新幹線(KTX)も発着する釜山の鉄道駅です。中に入ると1階にはコーヒーショップとコンビニくらいですが、実際に改札のあるメインの2階は規模が大きく、食堂街から土産物屋・書店・・駅案内所・・大きな広場などを完備した近代的な建物でした。
【釜山駅前広場】

釜山駅前には広い公園のような場所があり、観光客だけでなく地元の人の待ち合わせ場所にもなっていました。また、公園を挟んで鉄道と地下鉄の駅が隣接しているので、人の往来の多い場所になっています。また、ここは夜にはライトアップされイルミネーションが綺麗な公園ともなっていました。

ちなみに、韓国は勿論日本よりも緯度が上になるため、当然のごとく冬の釜山は"寒い”です。
また、非常に乾燥した気候となるため、一発で喉をやられてしまいます。なので、喉の弱い子供達はマスクをして外出させていました。
【釜山駅:海側】

釜山湾の遠景や、韓国版新幹線(KTX)のホームが見下ろせる展望台です。

KTXは最高時速300kmと日本の新幹線とも遜色なく、釜山とソウルを2時間半で結んでいます(※料金は51800W)。
【釜山湾】

駅から湾を見てみると、この町がまだまだ発展途中なのだと気付かされます。
湾岸沿いの建設中高層マンションや、整備の進むコンテナ基地など・・さすが韓国が世界に誇るハブ港湾だと実感できました。
(上の動画は)釜山駅付近の車窓の風景です。
看板などがハングル文字という他は、一見日本と変らない街並みだと思います。ただ、韓国の交通規則では車道は右側通行ですので、日本のそれとは感覚的に少し別の車窓になります。さらに、街を走る車のスピードも全体的にかなり速く、なんでも一般道での制限時速が80kmというから驚きです。
そういえば釜山で見かける殆どの車は現代(ヒュンダイ)社のもので、その圧倒的なシェアにも驚きました。
一般的な地下鉄駅周辺の地下街は、日本のように華やかではありませんが、衣類や雑貨、軽食の店舗が並んでいて(特に寒い冬の日には)ホッとして散歩を楽しめる空間です。
まだまだ開発の進んでいる釜山では建設中の高層マンションも各所にあります。

市内のあちらこちらに数十階もあろうかというマンションが隣接するように建ち並び、その横にまた新たなマンションが建設されているのです。※ちなみに、ここの建設現場はグループ企業の現代建設(ヒュンダイ)でした。
【KBS放送局】

あの大ヒットドラマ「冬のソナタ」を製作したことでも知られる韓国の公共放送局です。もちろん本局が首都ソウルにあるのですが、その出先が釜山にもありました。
思えば・・この放送局から韓流ブームが始まったといっても過言ではないでしょう。
街で見かけた「チマとチョゴリ」のショッピング・ウインドウです。
日本に和服専門店が数多くあるように、釜山にはチマとチョゴリを販売しているお店も多いようです。こうした何気ない民族衣装のお店などが、実は私には大変嬉しく思えたりしましたが、妻や子供は無関心でした。

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<釜山(韓国)MEMO>

【人口】
役370万人
朝鮮戦争時に戦火を避け非難した人々が集まり人口が爆発的に増加したらしい。

【福岡からの距離】
200kmしかなく、福岡市と下関市は姉妹都市を締結

【気候】
朝鮮半島の南端に位置するため比較的温暖な気候で、冬でも首都ソウルのように大雪に見舞われることは少ない。夏場の最高気温は37℃ちかくまで上昇し、冬場の最低気温は-10℃を超えて下がることもしばしばある。
韓国の通貨

韓国の通過ウォン(W)は、4種類の紙幣(5万W、1万W、5000W、1000W)と、6種類の硬貨(500W、100W、50W、10W、5W、1W)がありますが、5Wと1Wは事実上既に流通していないようです。

このところ円(¥)に比べウォン(W)が弱いので、円からウォンに両替する場合のレートは100W=7円程度となっています(※2012年1月現在)

日本の銀行で前もって両替してもらうと、殆ど1万W札になりますが、実際に韓国に到着した直後に地下鉄や乗り物に乗ろうとすると1000W札が真っ先に必要になるはずですので、すぐに財布が小銭で膨らんでしまいます。
ホテル宿泊時の情報 <洗面用品>
環境保全のためにホテルによっては歯ブラシなどの使い捨てアメニティグッズは常備せず、有料で販売しています。

<電圧>
220Vが一般的。ホテルでは日本製が使える110Vを部分的に設置してあるところがあります。

<日本のテレビ>
NHK放送BS1、BS2またはNHKワールドなどケーブルテレビを通じて受信しています。ホテルによっては日本語のビデオが見られるところもあります。

<チップ>
基本的に必要ありませんが、特別なサービスを受けたときなどは小額のチップを渡しても良いでしょう。
水道水 日本とは水質が違うので基本的には飲まない方が良いです。
スーパーやコンビニなどでミネラルウォーターを売っていますので、そちらを購入するようにします。

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