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【 旭山動物園号(JR特急)に乗って 】

人気のJR旭山動物園号 <札幌から車でなく特急列車:旭山動物園号に乗って行く>



札幌からは専用の特急列車(旭山動物園号)が出ていますので、まずは子連れ旅行記として車内の紹介です。
一番前の車両には子供が退屈しないようにと、テレビ(動物園のビデオが上映されている)が置かれ、カーペットが敷かれて靴を脱いで遊べる車両が用意してありました。
既に“向かっている段階から”動物園を実感できる環境でした。
ペンギン号車内 さらに子連れには素敵な演出!旭山動物園号でもう一つ驚いたのは、動物のシートが用意されていたこと。

各車両の一番最後の席が動物のぬいぐるみになっていて、サル、キリン、カンガルー、・・など別々の動物が迎えてくれます。電車の中でも退屈することなく、車両めぐりだけでも充分楽しめました。
“撮影スポット”になっていますので勿論、その席にドカンと落ち着いて(独占して)旅を楽しむことは許されませんがね。
記念の帽子 旭山動物園号の乗車の記念に、電車の中で子供にもらえる帽子(紙製)です。
幼い子はコレだけでテンションが上がります。



【 旭山動物園 】

駐車場情報 4ケ所の門付近全てに駐車場があり、それぞれに駐車台数が異なる。基本的に無料だが、一部に民間の有料駐車場あり。
レストラン情報 飲食店/レストランが5店舗。
お弁当持込み 持込自由。
乳児/幼児 園内には休憩室が設けられ、授乳室あり。オムツ交換可能なトイレも設置。
車椅子情報 電動車椅子貸し出し(約90台)・エレベーター・スロープあり。※西門を起点に入場すると一番アップダウンが少なく園内を回ることができる。
雨天情報 随所に屋根つきスポットあり。傘の貸し出しは無料。
【 チェックPOINT/備考 】 坂が多いテーマパークなので、順路をしっかり決めてから移動するのがベスト。食事はレストラン街まで遠かったり非常に混雑するので、軽食(パンやおにぎり)を用意し、見物終了後に外で取ったほうが無難。

さて、いよいよ旭山動物園に到着です。園内は入り口からゆっくりと上り坂になっていますが、この辺りは横に広がる道もなく両側に売店や動物が飼育されている一本道なので、順番に観てまわるようにしました。
アザラシ <旭山動物園で人気の動物に会いに行く>



ご存知、アザラシの通る水槽前です。

一般の水族館であれば特に注目を集める動物ではないはずですが、ここでは間違いなく動物園の主役のひとつ・・いや一匹でした。円筒形の水槽の周りには人だかりができていて、なかなか記念撮影をするタイミングは難しいですが、なんとかアザラシが通過する瞬間にシャッターが押せました。
ホッキョク熊
ホッキョク熊のダイブ

ボールで遊ぶホッキョク熊
旭山動物園への旅行で最大も目的だったのは、やはりこのホッキョク熊のダイブで、やはり大人気でした。ホッキョク熊から見ると水面に(人の頭が)獲物がひょこり顔を出したように見えるらしく、(獲物を狙って)本能的にダイブしていると聞いたことがあります。

ダイブした後もボールで遊んだりしてくれますが、間近に動く巨大動物が迫力満点のコーナーでした。
<旭山動物園の動物:ペンギン>

屋外放飼場から見たペンギンはとてもゆっくりでヒョコヒョコ歩く姿がとても可愛く思えます。ここの下には有名な「水中トンネル」があり、すごいスピードで(まるで空を飛ぶように)ペンギンが泳いでいく姿を見ることができますよ。
<旭山動物園の動物:アザラシ>

屋外のプールでは定期的に時間をおいて「もぐもぐタイム」なるエサやりのショーが開催され、いろいろな解説を聞くことができます。

訪れた時にはちょうど生まれて間もない子供のアザラシもいて、スヤスヤと寝ていました。。
<旭山動物園の動物:クロヒョウ>

ペンギン館の奥には、いろいろな角度から肉食系動物を見ることができる猛獣館があり、クロヒョウやアムールヒョウなどが飼育されています。ただ、ヒョウはほとんど寝ている様子で、たまに起き上がってノソノソと歩くのでした。
<旭山動物園の動物:トラ>

猛獣館の主役はやっぱりトラ(アムールトラ)でしょうか。ここの猛獣館には立派なライオンも飼育されていますが、トラの方が一回り大きいように思いました。

そういえば、ライオンは檻というよりガラス越しに見ることができますが、そこの下には板が敷かれ温かくなっているのだとか・・。なのでガラスのすぐ向こうでライオンが長い間くつろいでいる姿を間近で見ることができるのだそうです。
<旭山動物園の動物:サイ>

今はもう死んでしまったらしいのですが、当時はシロサイがいて一生懸命食事をしていました。ここには草食系の大型動物が他にもいて、キリンやカバなど何トンもありそうな大きな動物を見ることができました。
<旭山動物園の動物:レッサーパンダ>

子連れにも大人気なのがこのレッサーパンダですね。2007年の年末に「吊り橋」が設置され、道路の上をレッサーパンダが移動する姿を真下から見ることができます。この高さは3.5mと、ちょうどレッサーパンダが飛び降りることのできない距離に計算されているらしいのです。
正門から真反対の丘を登っていった東門近くにレストランなどが入居している施設があります。ソフトクリームなど人気の商品を売っている店のほかに食事ができるレストランもありますが、正直言ってかなり狭いですね。昼時でなくてもかなり混んでいますので園内で昼食をとるのは非常に苦労しますし、小さな子連れには少々キビシイかもしれませんよ。
旭山動物園の丘 春先であったため、有名なペンギンの行進は行なわれていませんでしたが、空を飛んでいるように見える水槽の作りは「さすが!」と思いました。
また、旭山動物園にいる動物は全て、その生態をよく考えて来園者の視点で各施設が造られており、トラもライオンもオランウータン、レッサーパンダも元気な様子を見せてくれます。

子供に限らず大人も楽しめる動物園で、リピーターが多いというのも納得の施設でした。

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<旭山動物園MEMO>

【営業時間】
夏期 9:30〜17:15(入園は16:15まで)
夜の動物園 9:30〜21:00(入園は20:00まで)
冬期 10:30〜15:30(入園は15:00まで)

【入園料】(※参照:大人料金)
800円/580円(旭川市民特別料金)