【 ピクニカ共和国(福岡) 】 |
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森の中のこじんまりとしたゲート。全くと言って良いくらい無名な“ふれあい動物園”のピクニカ共和国です。 田舎のテーマパークと言えばそれまでですが、意外と一日中遊べる=自然体験できる施設でした。 |
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我が家も福岡県に住んでいながら地元であるこのピクニカ共和国を全く知りませんでした。 息子の通う幼稚園に「移動動物園」としてやってきたのが、このピクニカ共和国を知ったキッカケで、いつか行ってみるかと思う程度のものでした。
御覧の棟が管理棟兼入場チケット売り場になっているのですが、特に華やかなものでもありません。
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さほど大きな施設ではありません。中央に芝生の広場があり、ピクニック気分でお弁当を広げ楽しんでいる家族もいますし、その周囲の動物(ほとんど家畜レベルですが)と遊んでいる家族もいる・・といった非常にのんびりと過ごせる空間です。 |
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ピクニカ共和国の管理棟の中には、生まれたばかりのヒヨコがいたり、子馬がいたり、イグアナがいたり・・と、さほど種類はないものの、さっそく触れ合うことの出来るコーナーが幾つかありました。 |
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管理棟を出たところで、一番最初に顔を出すのはご存知・ダチョウです。非常におとなしい性格なのか、静かにピクニカ共和国への訪問客を見守っている感じのダチョウなのでした。 |
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巨大なカメも広場の入り口に飼われています。よくデパートなどで「世界の爬虫類展」といった催し会場で見かけることはありますが、意外とこの大きさのカメが手の触れられる場所に自然と飼われているのは珍しいかもしれません。 |
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訪れた時にはちょうど子馬がいて、乳やりをさせていただきました。また、時間がくると子馬の運動を兼ねて、園内に放してやるため、子供たちが一緒に走り回ったり・追いかけまわしたり・と、大変にぎやかでした。・・・こうした放し飼いも監視できる適度な広さ(というか、狭さ)のピクニカ共和国だからできるイベントなんでしょうね。 |

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少々珍しい光景ですが、飼われているヤギが家の屋根に登っています。 実は、ヤギの小屋から隣の建物の屋根に向けて“渡し板”の通路があり、その上をヤギが自由に移動できるようになっていて、これがピクニカ共和国の象徴的な光景になっています。
他の動物園などでは見たことがない光景ですが、よく考えたら山の崖付近に住んでいる動物なので、大して不自然なことでもないのでしょうね。 |
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飼われているヤギや鶏、ひつじ等に餌を与えることができます。 たしか200円とか300円という料金でした。 |
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芝生広場に隣接する食堂(バーベキューなど楽しめます)の横では、パン焼きを体験できます。自分でパン生地を竹に巻きつけ、焼けた炭の上で回しながら焼いていくスタイルですが、これも子供には初体験で楽しかったようです。
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裏山一面にはパターゴルフのコースもあります。森の中のコースという感じですが、人も少ないので気軽にゆっくりと子連れでも回って遊べます。 |
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さらにピクニカ共和国には草スキーのコースまであり、中距離のコースと長距離のコースの2種があって、子供にはどちらもスリリングなようです。これにも大喜びで子供たちが挑戦していました。 |
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芝生横の小川で、一日に幾度か開催される「あひるレース」です。名前の付いたあひるの券を購入し、そのあひるが一番にゴールすれば景品が貰えるというものですが、これまた“のんびりムードのレース”で楽しめるものでした。 |
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<ピクニカ共和国MEMO>
【営業時間】 春・秋(3月〜6月・9月〜11月) 10:00 〜 17:00 夏(7月〜8月) 10:00 〜 18:00 冬(12月〜2月) 11:00 〜 16:00
【入園料】(※参照:大人料金) 700円 |