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【 秋吉台・秋芳洞(山口) 】

日本最大のカルスト台地と世界でも有数の規模を誇る鍾乳洞で有名な秋吉台です。
奇怪な鍾乳石が迫る地底の世界は、人の時間感覚とは全く別次元の空間を創り上げていて、特に子供には印象に残る光景となったようです。
駐車場から入口に向かう道沿いは賑やかな商店街で、鍾乳石で作られた置物系のお土産を中心に、秋芳洞ならではの品物がズラリと並んでいいます。もちろん喫茶店も(数は少ないですが)いくつか有りました。
さて、いよいよ洞窟への入口に近づいてきました。この奥に秋芳洞への入口があり、受付(案内所)や休憩スペースがあります。

入場料金は大人(高校生以上)1200円、中学生950円、小学生600円です。


洞窟の入口前は大きな川が流れていて、驚くほど綺麗な水がこんこんと染み出ている”厳かな場所”です。これから先の洞窟内の気温は17度に保たれていて、夏に訪れると最高の避暑になりますが、既に入口付近でも少々ヒンヤリした空気が漂っていました。
ちなみに、澄んだ川の中には当然魚がいる訳ですが、光のない世界で目が退化して無くなってしまった魚など固有の種がいくつも生息しているとのことでした。
鍾乳洞の天井
秋芳洞の中は意外に広く、まるで地底王国にでもいるような感じです。渓流に沿って鍾乳石がいたるところに見られ、公開中の黒谷支洞終点まで約1km(※全長は10kmあるそうです)の世界が広がります。

3億年もかかって出来上がったこの地形ですが、ちなみに鍾乳石は3cm伸びるのに400年もかかるそうです。
<百枚皿>


洞窟の中でも特に有名なのがこの百枚皿で、鍾乳石がお皿の縁のように堆積し、何枚も何枚も水を湛えた小さな丘になっている光景です。実際には500枚くらいの皿があるそうですが・・。
<洞内富士>


白い石灰がまるで雲のような天井と、頂上部分が雲に突っ込んだ富士山のように見えることから洞内富士と呼ばれています。洞窟の中で最大の石筍で、1万年〜2万3000年前に形成されはじめ堆積している地形のようです。
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<秋吉台・秋芳洞(山口)MEMO>

【アクセス】
中国道美祢ICを降り、国道435号→県道32号に出て13km(15分)くらいです。JRとバスでなら、JR新山口駅→防長バス秋芳洞行きで43分、終点で下車すれば5分くらい歩いて到着します。