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【 昭和の町(大分) 】

豊後高田市の観光スポットとして注目を集めるのが昭和の町で、まさしく昭和時代(30年くらい)の懐かしい街並みやオモチャ・・車などを集めてあります。その昭和の町の中心にあるのが「昭和ロマン蔵」で、ここには大きな駐車場もあるので、この町を探索する時の拠点にできます。
<昭和ロマン蔵>


昭和ロマン蔵の中に入ると駄菓子屋や昔の学校、昔の美術館などがあり、それぞれが工夫を凝らした演出をしてあり懐かしい昭和時代へタイムスリップできます。

※昭和ロマン蔵に入るのに入場料は要りませんが、中にある幾つかの展示場は有料となるため、最初に受付でセット入場券を購入しておくと便利です。


<昭和ロマン蔵>


最初に目に飛び込んでくるのはオート三輪車やトラックの数々で、何台も場内に展示してあります。そのほか広場の面しては、自然石に勝手に文字や絵を描いて遊べるコーナーやドクターフィッシュ・・さらには飲食店(レストラン・南蔵)も並んでいます。
<昭和ロマン蔵:駄菓子屋の夢博物館>


ここには駄菓子屋を通りぬけたところに昔のオモチャや数々のグッズを展示したコーナー(ここは有料区域)があり、そのあまりにも多いコレクション数に圧倒されます。


<昭和ロマン蔵:駄菓子屋の夢博物館>


鉄腕アトムや鉄人28号・・仮面ライダーなどの大きな人形や昔のオモチャばかりでなく、懐かしいグッズも多数展示してあり、どれもこれも「あっ、そうそう・・あった、あった」と思わずうなづいてしまうコレクションばかりでした。

ちなみに、昔のレコード・ジャケットの展示なんかもあり、(管理人の高校の先輩でもある)高倉健のLPレコードも展示してありました。
<昭和ロマン蔵:駄菓子屋の夢博物館>


私自身は、かすかな記憶しかありませんが、ひっこりひょうたん島に出てくる「ドンガバチョ」の大きな人形も存在感を示していました。


<昭和ロマン蔵:昭和の夢町三丁目館>


別館では昔の人々の暮らしを再現した民家や路地裏の公園、学校などの展示施設があります(※こちらも有料区域)。

確かに昭和時代の空き地や公園といえば、コンクリートの円筒が重ねて置いてあったりと、このような景色が日本国中に存在してたはずですね。


<昭和ロマン蔵:昭和の夢町三丁目館>


こちらに車は中に入って記念撮影をすることができますが、今の車と比べればその小ささや簡単な構造・・それになんと言ってもシンプルなデザインに哀愁を感じてしまいます。
<昭和ロマン蔵:昭和の夢町三丁目館>


こちらも一般的な家庭の風景でしょうが、真ん中にちゃぶ台があり、小さなブラウン管のテレビが置いてあります。
もちろんクーラーなどはありませんでしたが、(記憶を辿れば)今のように酷暑でもなかったような気がしますね。
<昭和ロマン蔵:昭和の夢町三丁目館>


五右衛門風呂ってのも懐かしいですが、このころの家庭にそもそも風呂があったのか・・ほとんど(特に都会では)銭湯に出掛けるのが昭和時代であったような気もしますね。
<昭和ロマン蔵:昭和の夢町三丁目館>


タイル張りの炊事場・・これは確かにそうでした。今ならシステムキッチンが当たり前ですが、こうして昔は一軒一軒その家庭のサイズに合った流し台を造っていたのでしょう。
<昭和ロマン蔵:昭和の夢町三丁目館>


昔の家庭の居間・・というか、兼寝室です。

もちろん展示品を触ったり動かしたりはできませんが、中に上がり込んで記念撮影することは可能です。


平成生まれの娘も、なぜかご満悦です。


<昭和ロマン蔵:昭和の夢町三丁目館>


足ふみのミシンや、テレビ・・タンスなど、沢山の種類が展示してありますが、どれもこれも懐かしいものばかりです。ただ、これらが普通の電化製品だったり家具だったのですが・・・。


<昭和ロマン蔵:昭和の夢町三丁目館>


学校の教室を再現したコーナーもあり、木の机や椅子・・それにオルガンなどが展示してあります。


そうそう、昔懐かしいガリバンもありましたね。昔はこれで先生が連絡書を刷ったり、生徒が壁新聞や文集を作ったりしていました。
昭和時代に活躍したボンネットバス


こちらは昭和ロマン蔵の前から30分おきに出ている昔懐かしいボンネットバスです。今でも立派に走りますが、最高時速60kmだそうで、観光客を乗せて街中の路地/商店街と一周してくれます。

しかも、このバスは予約さえしておけば無料で運行しているので、面白い車掌さん(女性)の話を聞きながら、愉快+安価に市内めぐりを楽しむことができます。
※ただし、車にクーラーの無い時代ですので、夏など特に走り出すまでは暑いですけどね。
<実物の「昭和の町」の商店街>豊後高田市の中心商店街には、昭和30年代の古い町並みがそのまま残っていて、そこを“昭和の町”というテーマで再生してあります。
総延長は550mたらずの商店街ですが、一軒一軒の演出というか保存状態は大したもので、ゆっくりと歩かずにはいられない町でした。
しかも、古さの中にもお洒落感があり、まるで”小さな由布院”といえるような雰囲気に、近年観光客も多く押し寄せるんだそうです。


商店街の中にも無料で入場できる建物が沢山あり、中では昔のヒーローものの映画を流していたり、団扇の無料手作り体験などできるような施設もありましたので、子供も楽しく遊んでくれました。
私のおすすめのお店を一軒紹介しましょう。
駄菓子屋横に洒落た感じの喫茶店「伯刺西爾珈琲舎」があり、中ではギターの生演奏なんかもしています。食事もでき人気メニューはカレードリアのようでしたが、ハヤシライスなども結構美味しくいただけました。

お店の中でいただける「梅ソースのドレッシング」や、多いときには月に1000本以上売れるという「ゆず蜜」も試飲させてもらえますが、確かに「ゆず蜜」は非常に美味しいのみものでした(水に5倍くらい薄めて呑むもよし、市販の豆乳で4倍くらい薄めて呑んでも絶品の味になります)。そのほか、このお店にはコーヒー味のソフトクリームや、美味しいお持ちなども店頭販売していて、どれも美味しくいただけましたよ。
商店街を一周してくると、車を止めた最初の昭和ロマン蔵の前まで戻ってきます。

見どころ満載で、生まれた時代に関係なく楽しめるスポットでした。

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<昭和の町(大分)MEMO>

【アクセス】

大分方面より
国道10号を北九州方面へ、宇佐市岩崎交差点を右折、国道213号に入り車で約10分。

北九州方面より
国道10号を大分方面へ、宇佐市岩崎交差点を左折、国道213号に入り車で約10分。