【 ガーデニング:春の基本作業 】 |
気温の上昇とともに芽が膨らんで、草花が蕾を蓄える・・・まさに生命の息吹が感じられる季節ですね。 この季節にはやはり行なうべき作業が多く、種まきや苗の植え付けなど戸外での作業も増えてきますので、ガーデニング”を実感できる季節だと思います。また、梅雨前は春に咲く花が一斉に開花しますので、一年を通して最も綺麗な時期ではないでしょうか。 最近では3月中旬くらいからホームセンターなどで花壇用の苗が沢山売り出すようになってきて、梅雨の前後まで色鮮やかな花々を楽しむことができます。さらに夏に花を咲かせる草花の苗もこの頃になると販売されていることがありますが、やはり夏に咲く花の苗はゴールデンウィーク明けの温暖な気候の時まで待った方が無難で、あまり早くに植えてしまうと植物がダメージを受けることもありますので気をつけましょう。 |
草花苗を購入する時
 |
ホームセンターや園芸店では沢山の草花の苗が並びますが、まずはしっかりとした株を見極めて購入する必要があります。 下葉が枯れたり黄色に変色したもの、病害虫の被害の痕があるもの、鉢の底から根が伸び出ているもの、茎がフラフラして弱々しいものは避けた方が良いでしょう。 既に花か咲いているものは色や形からの花選びの目安にはなりますが、まだ花が咲いていない苗は事前に下調べをするかラベルなどで確認して、茎が太く、どっしりした苗を選ぶようにします。 |
整姿を整える |
だんだんと暖かくなってくると、草花の種類によっては花がら(※花軸から分かれ出て、その先端に花をつける小さな枝)の数が極端に多くなることがあります。 これを放っておくと見た目に美しくないばかりか、風通しなどの影響で時には病害虫に侵されやすくなりますので、花がら摘みをして整姿し、伸びすぎた茎を切り詰めて全体の姿を整える必要があります。 |