TOP PAGEDIY TOP電動カンナ使い方


【 電動カンナの使い方:初心者庭づくりDIY 】

電動カンナは、モーターで回転する二枚の刃が、平けずりから面取り、水返し、側面けずりまでやってくれるというスグレモノです。
切り込み深さを調節すると、荒けずり、仕上げにも利用でき、DIY初心者でも簡単に扱える工具です。

セットタイプは両手で、単能タイプは片手で作業できますが、使い方は手カンナとは逆に、前へ押しながらすくいあげるように削るます。
使い方の基本 @深さの調節

削り調節ノブを回して深さを決めます。
最初は1.0〜0.5ミリくらいの深さで荒削りし、次に0.3、そして最後に0.2ミリでゆっくり仕上げ削りします。


Aカンナの送り速度

荒けずりの場合には、けずりクズが飛び出すくらいの速度で動かすようにします。節などがあるときと、きれいに仕上げるには速度を遅くするようにします。


B削りしま(目ちがい)の防止

削りしま(削ったところがすじ状に目立ってしまうこと)を防ぐには、まずカンナ刃の両端を研いで丸くし、切り込み深さを浅くして何回も削るようにします。


C木端を直角に削る

移動定規という治具をカンナに取りつけることで対応します。
水返し(建物の外部に面した窓台、敷居などで雨水の侵入を防ぐ段)をつくるときにも利用できます。


D板目を見る

木の成長方向(順目)にそってけずればいいのですが、逆目だと板の表面がささくれ立ってしまいます。
板目がボヤけている場合は、節から遠ざかるように削れば順目です。
節が二つ以上ある板は、途中でカンナの向きを変えて削るようにします。


木工DIY基礎: ノコギリの使い方へジャンプ
木工DIY基礎: カンナの使い方へジャンプ
木工DIY基礎: ノミの使い方へジャンプ
木工DIY基礎: 電動サンダーの使い方へジャンプ
木工DIY基礎: 電動ドリルの使い方へジャンプ
木工DIY基礎: 電動ジグソーの使い方へジャンプ
木工DIY基礎: 電動丸ノコの使い方へジャンプ