TOP PAGE旅行/キャンプ TOP釜山旅行TOP>関釜フェリーに乗って釜山(韓国)ショッピング/グルメを満喫

前のページへ戻る

【 関釜フェリーで冬の釜山へ 】

さてさて3回目の釜山旅行は、以前までの福岡ターミナルではなく山口県・下関ターミナルから出向している関釜フェリーに乗船しての旅としました。
基本的にはカメリアラインと同様に「夕刻乗船し、9時ごろ出航。翌朝釜山沖に待機で、税関が開く8時前に着岸。」というフェリー特有の航海パターンです。


関釜フェリーと一口で言っても実は2隻の大型フェリーがほぼ交互に運行しています。
一つは日本船籍の「はまゆう(HAMAYUU)」で、もう一つは韓国船籍の「星希(SEONG HEE)」です。

船体の大きさこそほぼ変わりません(※ともに全長162mで、カメリアラインの170mより少し小さい)が、はまゆう号は少し古いフェリーなので設備など若干の差があります。

風呂や洗面室などは変わりませんが、はまゆう号には売店が無い(免税店や自販機は星希号同様にあります)し、コーヒーショップはありません。逆にレストランのメニューは圧倒的にはまゆう号の方が種類が豊富で安い定食も多いです。

一番の違いは2等客室の部屋の違いで、はまゆう号は10名足らずの小部屋ですが、星希号はその小部屋が2つくっついていて壁もなく、大勢での雑魚寝部屋となります。
こちらは星希号のエントランスです。
大きなテレビには韓国語の放送が流れ、いくつかのソファが置いてあります。




(上2枚の写真は)星希号のレストランの風景と定食(キムチチゲ定食)ですが、韓国船籍のためか料理の種類が非常に少なく、数種類の定食(1000円〜1200円)のものしかありません。

それに比べ、はまゆう号(下の写真)では、定食の他にも単品やカレーライス、それにビールのつまみ類(枝豆など)も注文することができ、より日本の食文化に近いかと思います。


※ちなみに、両方とも食券を購入するシステムですが、日本円しか使用できません(ウォンは使用不可)。
行きに利用した(韓国船籍の)星希号にしかないコーヒーショップです。
もちろんコーヒーの他にもジュースやモーニングセットなども注文することが可能です。ショップの奥には展望できるテーブルと椅子のセットが5セット程度設置されていて、そちらで軽食など食べることができます。
【チャガルチ市場-1】

釜山観光といえば大抵のガイドブックにその名を掲載される名所といえる市場です。
地下鉄チャガルチ駅から3〜4分歩くと多くの露店が目に飛び込んできます。その露店沿いに50mくらい進んだところに(想像していた市場とは全く違う近代的なビルの)チャガルチ市場があります。
【チャガルチ市場-2】

市場の裏にはすぐ港が広がっていて、漁港としての顔と大都会の顔の両方を体感できる空間がそこに広がっています。海岸には黒い船体の大きな漁船が何艘も停泊しており、ここの漁場と市場の活気が伝わってきます。
【チャガルチ市場-3】

ビルの中の市場は圧倒的に広く、そこに何店ものお店が並んでいます。
どこのお店も豊富な魚や貝を鮮度を保ちながら店頭へ所狭しと並べ買い物客へ販売しているのです。

持ち帰りだけでなく、買った魚をその場で調理してもらって食べることもできますが、2階に上がるとチャージ料金を取られるので、一階の空間で食事をした方が安くあがります。
【チャガルチ市場-4】

ビルの中だけでなく、漁船の停泊している海に近い場所では、青空のもとに露店がひしめきあって開店しています。
【センタムシティ-1】

この新世界百貨店は世界最大規模の百貨店だということですが、最近日本の各所で見られる大型ショッピングモールの広さに比べたら”それほど驚くような大きさではない”と感じずにおれません。ワンフロアでは(むしろ人が多すぎて)狭く感じるこの百貨店ですが、確かに階数が10階以上あるので、売り場面積は“百貨店の中では”大きいのかもしれません。

この写真の手前には、映画の殿堂(※釜山国際映画祭のメイン会場)も併設されていたり、、奥の方にはロッテ百貨店や高級ブランド店等々が数多く集まっております。
【センタムシティ-2】

訪れたこの日はまだクリスマス直後だったので新世界百貨店でも巨大なもみの木がイルミネーションで飾られ、観光客の絶好の撮影ポイントになっていましたよ。
【センタムシティ-3】

地下鉄の駅を降りると巨大な地下連絡路が広がっており、ロッテや新世界百貨店へそのまま入ることができます。
【海雲台ビーチ】

訪れたのは12月末ですが、とても海辺とは思えないくらいの日差しで、(ビル街など)街中よりもむしろ暖かいくらいでした。

真冬であっても家族連れや若いカップルが大勢で、なんら夏と変わらない活気あるビーチです。


クリスマスから正月にかけて街のあちらこちらでイルミネーションが見事です。

こちら南浦洞(ナムポドン)のストリートでも、たくさんの飾りが夜遅くまで照らされており、買い物客や観光客を歓迎してくれます。
【下町おすすめグルメ-1】

<五福サムゲタン>
ロッテ釜山ホテルの横にあるサムゲタンの名店?というか庶民的な料金で美味しい親しみやすいお店です。店内も明るく清潔で、メニューもわかりやすいので日本人の方も多く来店されていました。
この日はサムゲタンの他に、あわび粥、チジミなどをいただきましたが、あわび粥は海苔の風味と塩加減が絶妙でペロリと食べられるし、チジミは(屋台で売っているものと違い)タコなど海産物も豊富に入った非常に美味しいものでした。

※食べきれなかったチジミは持ち帰ってホテルでおやつ代わりにいただきました。
【下町おすすめグルメ-2】

<シンチャントースト>
ちょっと探すのに苦労しますが、国際市場にあるシンチャントーストはネットでも有名な美味しいトーストのお店です。
とても優しいご主人と奥さんの二人で営まれているお店ですが、長年同じ味を守って作り続けてこられたB級グルメの名店です。
店頭の調理場(鉄板)の横を抜け店の奥に入ると、それほど広くはない=というか正直狭い店内ですが、とても落ち着く居心地の良い空間になっています。
※買い物で疲れた足を休ませるには丁度いいです。

また、店内には韓国だけでなく数多くの有名な日本人の写真やサインもあり、多くの人が楽しみにここを訪れているのだと実感できます。
ふんわり卵にキャベツなど少量の野菜が絶妙の歯ごたえを加え、こんがり・しかもふっくら・・焼かれたトーストに挟んであります。
卵/チーズ/ハムを組み合わせて注文する非常にシンプルなメニューですが、決して家庭で真似のできる焼き加減ではないと思います。・・・うーーん、満足の味でした。
【下町おすすめグルメ-3】

<ホットク>
一言で言えば「揚げた餡モチ」でしょうか。行列のできる屋台も多い韓国の代表的なおやつです。
南浦洞(ナムポドン)にも幾つもこのような屋台が出ていて、1個1000Wで売っています(※100円前後)。
表面はカリっと鉄板で焼いてあるモチで、中に餡子と小さく砕かれたピーナッツやゴマが挟んであるとてもシンプルな食べ物ですが、食感・味ともに非常に美味しい食べ物でした。
今回の宿泊も「BUSAN HOTEL」です。ただし、今回はスイートルームを2部屋(私と息子、妻と娘に各1部屋ずつ)という少々豪華な宿泊です。

なので、寝室の他にリビングなどもありゆったりと過ごせましたが、ほとんど寝るだけのホテルでしたので無駄でしたね。