TOP PAGEDIY TOP庭木剪定方法の時期や目的(3)





【 花木の剪定方法: 夏に開花すり庭木/花木 】

アジサイは花芽が見分けにくいので注意
アジサイは、花の咲く前の年の10月ごろに花芽が形成されますが、新しい枝を伸ばしてその先数節の芽に花をつけます。
しかし、花芽の見分けがなかなかつきにくく、秋に整枝しようとして切ると、花芽も切り落としてしまいかねません。

そこで、アジサイの整枝・剪定は花後すぐに行ないます。目安として、上の方3分の1ぐらいを切ります。その後は、整枝・剪定はいっさい行なわないようにします。
フジは花芽を確かめながら切る フジは、11月に、つるになっている枝は花芽のついている基部5〜6芽を残して切ります。
つるにならない太く短い枝は、花芽がよくついているので切らないようにします。
6〜7月ごろに伸びている最中に切ることは、花芽を切り落としてしまうことになりますから、避けるようにします。
サルスベリは大胆に切ることができる サルスベリは、その年に伸びた枝に花芽をつけて夏に開花します。どこを切っても新しい枝を伸ばしますから、大胆に切っても失敗することの少ない花木です。

サルスベリの整枝・剪定は、原則として冬に行ないます。この時期には生育が止まって休眠状態となるからです。ですから、かなり強く切り込んでも問題はなく、自由に形を整えられます。また、強く整枝・剪定を行なったほうが、かえって株の更新にもなります。
ムクゲは上手に剪定すると2回開花する ムクゲの整枝・剪定は冬に行ないます。丈夫な花木ですから、かなり強い剪定にも耐えられます。
通常の剪定を冬に行なうと、その後に新しい枝を伸ばします。
そこに5〜6月、花芽をつけて7月ごろから花を咲かせるのです。

花芽が分化する期間が短いのが特徴です。そのまま放っておいても、成長を続けながら次々と花芽をつけていきます。
そうして、10月に入るまで花を楽しむことができるのです。
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