TOP PAGEDIY TOP日陰ガーデニング


【 日陰の庭ガーデニングの考え方 】

ガーデニングDIYを行なう中で、結構厄介な存在なのが日陰部分の存在です。
庭の中には必ず日陰が存在します。それはいくら南向きの土地を購入してマイホームを建てたとしても、時間帯による陽射しの変化や、隣の家との位置関係、さらには庭木の成長などによって、どうしても日陰部分は出来てしまします。
ただ、そんな日陰でもちゃんと育つ植物はありますし、例えば敷石や砂利などを敷き詰めてお洒落な雰囲気にすることは可能です。

まずは、日陰の原因を考えてみましょう。住居や隣家などの建築物の場合は仕方ありませんが、庭木等の茂り過ぎである場合には、剪定をして枝をすかしたり、高さを低く切りそろえるなどすることで、より多くの日光を取り込むことができます。
一般的には、日陰部分はジメジメしていて、植物の生育にとっても良くない為、土壌改良して排水性を高めるようにすることお勧めします。植物の植え込みスペースがないような場合は、敷石や砂利などのペービングや鉢植えを配置するなどしましょう。

北側の日陰部分には、耐陰性の樹木を多く植え込まず、空間を広めにとってポイントに常緑樹を配置するのが良いかと思います。

【 日陰に向く植物 】

暗いイメージの日陰部分を変身させるには、カラーリーフを植えることで、庭を明るい印象にすることができます。
これは庭づくりDIYでのデザイン的な要素ですが、カラーリングによって印象を変えようというものです。
失敗しがちなのは、日陰に濃緑の植物を植え込んでしまって、余計に暗くなってしまった等ということがよく有ります。
また、日陰で楽しむ花も限られてしまって、気が付いたら緑のグラデーションになってしまたりします。

ホームセンターなどへ通うと分かるのですが、植物の葉には緑葉の他にも、銀葉や銅葉、葉に白や黄色、ピンクなどの斑が入るもの・・など様々な種類があり、葉の美しいものを総称してカラーリーフと呼ぶらしいです。
日陰にカラーリーフを植え込むことで、庭の雰囲気が明るい印象になりますので是非試してみてください。
ちなみに、カラーリーフの中でも斑入り植物は、直射日光を嫌うもの=日陰のほうが美しく育つものがあるので、色合いだけでなく特性を調べて庭に植えてやれば、より快適なガーデニングを実現することができます。

【 日陰で咲く花 】

日陰であっても花を選べば素敵な庭になります。光量があまりない場所で、しかも湿った場所ということになりますので、そんな日陰の土壌環境に耐え、光量が少なくても開花する草花を選べば良いのです。
で落葉樹の根元に生える山野草などは、季節になれば新芽を出して生長し綺麗な花を咲かせてくれます。これは、落葉樹の根元が少しは木漏れ日が当たるということもあるのですが、光の量だけでなく、落葉自体が地表をマルチングして温度・湿度・乾燥を防いでくれるので、そうした草花の生育に適した環境を整えているのです。

まず、日陰に草花を植える時の基本は、腐葉土を入れて土壌をきちんと作ります。そして、乾燥を防ぐために地表を腐葉土などでマルチングして乾燥を防ぐことです。ただし、逆に湿った場所であるなら、腐葉土や土壌改良剤を混ぜ込んで土を調節します。
このように土壌を改良した上で、日陰でも花を咲かせる種類を植え込めば綺麗な庭にすることが出来るのです。

【 日陰の隙間を埋める 】

隙間の代表例としてカーポートを例に説明します。カーポートは車が出庫した後は殺風景になってしまいます。そのような殺風景なカーポート回りなどには草丈の低いグラウンドカバーを植栽し雰囲気を変えればよいのです。
ただし、そのような狭い場所に植栽する時に注意しなければならないのは、そこがあまりにも細く水はけが悪い場所であると、どんな植物を植えても根腐れして枯れてしまうということです。また車がいつも置かれている場合は日が当たらないので、その下を避けた周囲の場所にだけ植栽するようにしましょう。










<当サイト内の主な関連ページ:庭づくりDIY>
<主な関連ページ:基礎知識とアイデア>
<主な関連ページ:ガーデニング基礎>