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【 ガーデン照明(マリブライト)の配線/設置方法 】



植え込みの配線
ほかにも玄関アプローチの途中に配置する10Wの灯(写真上段)や、シンボルツリーなどに下からスポットライトをあて、木が浮き出てくるように演出できる灯(写真下段)も同時に配置しています。

【マリブライト設置方法(コネクタ接続と専用トランス)】

<マリブライトの配線-1>
マリブライトにはもともと写真のようなコネクタがはじめから付いています。
コネクタの中には鋭い金属片がそれぞれに付いていて、2つのコネクタを組み合わせ挟み込むように配線ケーブルを中に通せば(金属片がビニールの保護部分を貫通し)配線ケーブルから送られてくる電流をマリブランプへ送ることができる仕組みです。

ただし、この挟み込んでケーブルを貫通させるにはかなりの力が必要で、正直いって簡単に取り付けできるものではありません。ちなみに私は、2つの金属片で挟んで指で力いっぱい押したあとは、カナヅチで軽くコネクタのかみ合わせをトントンと叩き、確実に電力供給ができるようにしています。
<マリブライトの配線-2>
コネクタ接続部分は地中に埋めることはできません。12V電流のため、そのまま放置していても安全なのだそうですが、念のため伸縮テープ(水道管補修用)を使って金属部分を完全に覆ってしまいました。
トランスの配線

<マリブライトの配線-3>
配線ケーブルはトランスから2系列に分け使いましたので、上段写真のようにそれぞれ2本のケーブがセットしてあります。

また、専用トランスそのものは、タイマー付きのものも多く、これは「センサーで暗くなったら灯りがともる」→「設定で点灯後4時間/6時間/8時間後に自動的に消灯する」。といった“入れ忘れ/消し忘れ防止”の機能も多くのトランスで実装しているのです。


【マリブライト設置で守ること】
@トランスから最初の照明機器までは5m以上離す必要があります。
A設置はトランスから一番遠い照明機器から接続していき、余ったケーブルはトランスの近くで丸めておくのが良いかと思います。
点灯時マリブライト
どうでしょう・・この雰囲気。。。
以前使っていたソーラーライトとは比べ物にならないくらい明るいし、そのうえ(クドイようですが)電気代は通常ライトの6分の1程度と経済的なのです。

何といってもワンランク上の空間になったようで、大満足のDIYとなりました。
駐車場横の立木にも下からスポットライトで演出を加え、雰囲気だけでなく夜の車の乗り降りの際にも必要な光量が確保出来たので、安全面からも役立っています。
【設置を終えての感想・・というか注意点】

インターネット通販サイトでもマリブライトを扱っているページには決まったように「設置が簡単」と唱ってあります。
たしかに設置作業の手順そのものは前述のように非常に簡単なステップで完了します。
ただし、工数は少なく済んだとしてもコネクタと配線ケーブルの接続は非常にデリケートな部分で、コネクタを挿したつもりでも綺麗にキチンと中の銅線にまで達しておらずランプが点灯しないなど、ガッカリ状態になるのも珍しくありません。

我が家も1日目の作業では点灯時刻になっても何の変化もなく・・・コネクタの接続をより慎重に行った2回目の作業の際にやっと開通したといった状態になってしまいました。
意外と上手くいかなかったケースでは、何度も何度もコネクタの接続を確認するなど面倒な作業も多いかと思います。
配線後の4ライト


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