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【 防犯面を考慮した庭の造り方・デザイン 】

外溝の考え方として、外から家やの中の様子を見えないように隠したいと思うのは当然なのですが、あまり完全に見えないようにしてしまうと防犯面では良くありません。
つまり不審者や空き巣などの行動が隣家や外から完全に見えなくなってしまうと、自由な行動環境を与えてしまうこととなりますので、特に道路に面した部分の外溝は、ある程度中の様子がわかるようにデザインも考えなければなりません。
塀の高さは低めで乗り越えにくいもの 不審者が入りにくい庭、外溝、玄関回りを考慮し、砂利を敷いたり、生垣に工夫をするなど、幾つか考えてみるのが得策です。安心して生活するために、外観上の防犯面を見直すようにしましょう。
見通しを良くしながらもある程度プライバシーを守るようにするには、まず、フェンスや生垣、塀の高さは低めにして、デザイン的には乗り越えにくいものにします。高さがある方が侵入しにくいと思われがちですが、いったん中に入ってしまえば格好の隠れ場所になります。生垣などはなかなか乗り越えることが困難なので、コンクリート塀よりも良いとされています。また、生垣に植える庭木もびっしりと密度の高いものは避け、ある程度隙間が残るように剪定した方が安全です。トゲがある植物を植栽するのも侵入を防ぐ手段の一つですが、子供がいる家庭や手入れを考慮すると一概におすすめすることは出来ません。
さらに、フェンスなどの内側には防犯砂利を敷いておくと、踏みしめる度に音がするので侵入者は近寄れなくなります。
夜間の灯りを考える 次に見直したいのは、夜間の明るさです。庭園灯などを設置して、駐車場や庭が真っ暗にならないようにすればベストですが、あまりに明るすぎると隣家のご迷惑になりますのでご注意ください。また、最近ではセンサーライトが安価で販売されているので、人感センサー機能を持ったライトを幾つか設置しておくのも良いかと思います。ちなみに、電源がなくても夜間に点灯するソーラーライトなどでも、侵入者を照らし出せるという意味では充分利用できます。

以上を踏まえたうえで、美しく整然とした環境とするために、家の周りを整理整頓するようにしましょう。家の周囲に自転車や脚立などを放置すると、それが足場になったりするため、住居の周りはすっきりと片付けて、犯罪を防止する効果を高めます。








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