TOP PAGEDIY TOP>コンテナ(プランター・鉢)ガーデン/寄せ植えの作り方







【 コンテナ(プランター・鉢)ガーデニングで寄せ植え/庭や玄関を演出 】

プランターなど大きな容器に草花を組み合わせて植えていく=寄せ植えではそこの空間へ自分だけの小さな庭が出来上がります。
こうしたコンテナガーデン作りについて初心者の方でも失敗しないよう、幾つか基本的なポイントを紹介してみます。
高さと色で草花を選ぶ <プランターへの寄せ植え-1>

購入の段階である程度のレイアウトや組み合わせを想像しつつ草花を選びたいものです。
背の高い植物/中くらいの植物/背の低い植物/垂れ下がるように育つ植物・・といった高低の差がでるものを選んだり、白い花・・赤・黄・青・・など花の色や葉っぱの色、大きさで変化のあるように選ぶなどします。

※必ずしもプランター1個の中で”まとまる”必要はありません。1個のプランターの中では同じような植物の組み合わせで植えたとしても、複数のプランターを玄関などに配置した際にそれぞれの配置で「全体として“寄せ植え”されたような演出」ができれば、さらに素敵な庭空間が完成します。
栽培条件が同じ草花を選ぶ <プランターへの寄せ植え-2>

同じプランターや鉢の中に何種類かの草花を組み合わせるので、日あたり/水やり/生育温度や成長速度などが似ている植物を組み合わせた方が育てやすくなります。
これらの条件が同じような草花の中から高低差をつけての選定(高・中・低の3種類)でまとめるのが一番まとめやすくなりますので、配置する場所の条件にあったものを選びます。
レイアウトを考える <プランターへの寄せ植え-3>

購入した草花は実際に植え付ける前に、“ポットから外さず”そのまま仮置き/並べてみて全体のバランスを考えてみましょう。
鑑賞する位置から眺めてみて、隠れてしまうものがないか・・色がかぶってしまってないか・・といったチェックをしておきます。
ちなみに、一番背の高い植物は中央かもしくは後ろの方へ配置すると寄せ植え全体のバランが良くなります。
鉢底には発泡スチロール <プランターへの寄せ植え-4>

一般的には鉢の底にはゴロ石を入れますが、あまり重たくなるとプランターを移動する時に大変になります。特に置く場所によっては台風など強風の際にはプランターや鉢を避難させようと運んだり移動したりが必要になるでしょう。なので、鉢底ネットで穴をすふさいだら、そこにゴロ石を入れる代わりに発泡スチロール片を入れるのも良い方法となります。
土の高さを調整する <プランターへの寄せ植え-5>

植物の高さに差をつける配置であっても同じプランターの中では当然ですが土の高さを揃えます。なので、植え方の順番としては大きな苗を先に植え、用土を足して高さを補ってから小さな苗を植えます。
プランターや鉢の縁を切るようにつるを垂らしたり・・といろいろな演出を考えてみましょう。

プランターに全ての草花の寄せ植えが完了したら、用土を棒などで突いて揺すり、土がへこまないか確認します。へこんだ部分には用土を足して高さを揃えておきましょう。
草花に合わせた水やり/肥料 <プランターへの寄せ植え-6>

草花の種類が違えば、それぞれにあった水やりや肥料の与え方が本来は違ってきますが、同じプランターの中に寄せ植えしてしまうと(それぞれ異なった)与え方が少し困難になります。
できれば同じプランターの中でも水やりや肥料の分量を調節するのがベストな育て方となります。
配置場所 <プランターへの寄せ植え-7>

玄関まわり/階段まわりでの配置は、コンテナそのもので高低の組み合わせがある程度可能です。庭や玄関の条件によっては「棚」を用意してそこへプランターや鉢を配置したり、外構フェンスなどを利用しハンギングバスケットを吊り下げるなどして立体的に配置すると、鮮やかで楽しい庭づくり/玄関の演出ができます。











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