TOP PAGEDIY TOP>球根の植え方・育て方(3)





【 球根植え付け前/後管理 】

春植え球根には元肥と追肥が必要
一般的な球根は、生長するための養分が球根の中に蓄えられていて、特に植え付け時に肥料は必要ありません。しかし、アマリリスを除く春植え球根:ダリアやカンナなどは、植えつけ後に生長しながら花芽をつけるという性質を持っています。そのため、生長を促す目的で元肥や生育中の追肥が必要になります。植えつける場所(コンテナの場合は植えつける用土・・市販の培養土など)に堆肥か腐葉土をたっぷりとほどこし、球根1個あたりに化成肥料をおちょこ1杯くらい混ぜたところに植えてください。また、植えつけ後も、9月までーか月に1回ぐらいの割合で化成肥料を1株あたりおちょこ1杯くらい追肥をほどこします。
植えつけ後は絶対に乾かさない 球根を植えつけた後の管理で、最も気をつけたいことは、「土を乾かさない」ということです。土が乾くと、球根はウイルス病に感染しやすくなります。特にこれは秋植え球根や鉢植えの場合には重要です。土が乾くとウイルス病に感染しやすくなるのはもちろん、冬に乾燥すると花芽がつぶれてしまい、春になって生育しても葉ばかりが伸びてしまうことになります。球根を植えつけたら、その後は土の表面が乾いたらすぐに、たっぷりと水をやるようにします。厳寒期などで水が凍ってしまうことがありますが、球根に影響を及ぼしません。

【 ハンギングに適した球根 】

クロッカスのボールづくり
球根植物をハンギングにして楽しむことができるのはクロッカスやサフランなどです。スーパーでキノコやクリなどを入れて売っている網袋があります。これを利用し、中に水ゴケを丸くして詰めます。その中に球根を、ぎっしりと30球ほども入れます。芽の部分を外側に向けるのがポイントです。口を結んでひもをつけ、屋外の軒先に吊るします。管理のやり方は、非常に手軽です。水ゴケが乾いたら、吊るしてあるひもを持ってそのまま水を張ったバケツの中につっこんで引き上げるだけで完了です。








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