TOP PAGEDIY TOP>初心者ガーデニング:芝生手入れ/管理3






【 肥料を施す 】

肥料を施す 芝生にも肥料が必要です。
生育の始まる4月以降〜10月までは毎月1回の割合で肥料を施します。

園芸店やホームセンターなどでは芝生用の化成肥料が販売されています。
これを利用すると手軽です。1uあたり50〜60gというのが標準的な量かと思います。

日本芝は、4月、6月の刈り込み後に刈り込みによって養分を失うため、施肥をして養分を補充します。
これにより病害虫にも強くなるばかりか、土壌改良にもなります。
ただし、生長が遅いので少なめでかまいません。
逆に、生育の早い西洋芝は回数及び量を多めに施します。

どちらの芝生も施肥後は必ず水やりをして、肥料の粒が根元にいくようにしてください。

施肥は刈り込み回数に比例し、二回刈り込んだら一度の割で肥料を与えるのがいいでしょう。


肥料には、自然肥料(油カス・魚粉など)と化成肥料(窒素・リン酸など)の二種あり、前者は春・秋、後者は夏の生長期に与えます。施肥のポイントは、一度に多量に与えないことと晴天日に与えることです。

【 その他の芝生の手入れ・管理 】

水やり 日本芝は、乾燥に耐える組織や性質を備えています。ですので、基本的に極度の乾燥期以外は頻繁に水やりはしなくても大丈夫です。
それに対し西洋芝などの冬芝は、乾燥に弱いため、水やりは頻繁に行うようにします。特に、乾燥がはげしく水分がすぐに蒸発してしまう夏期は、水まきを頻繁にする必要があります。ホースによる散水より、スプリンクラーのような霧状の水まき器で、地中深くまで水が浸み込むように水やりするのが望ましい形です。
その他 目土入れ:
芝根の保護と水平を保つため、少量の肥料を混ぜた黒土を芝地にまきます(春期に一度)。

虫害防除:
地下にいるコガネムシの幼虫が芝根を食い荒らすのが代表的です。マラソン乳剤を芝面全体にまき、幼虫を地上へ追い出します。

防寒:
1〜2月の厳寒期に、霜立ちを防ぐため、芝にムシロを敷いて保護します。

【 芝を移植・補植する 】

補植する
日照条件や水はけの関係で、悪い場所に育った芝生には、雑草が大量に生えたり、一部分だけ芝が傷んで枯れてしまうことがあります。

そうした枯れてしまった部分は「補植」することで綺麗な芝生を取り戻すことが可能です。
やり方は単純で、その部分を取り除いた後に新しい芝生のマットを張れば良いのですが、補植した部分はくぼみ易いので目土をかけ、周囲と同じ高さになるよう手入れを繰り返してください。
部分的にはがして新規に芝を張る ゴルフの練習スペースや子供の遊具を設置したところなどの芝生は、どうしてもはげてくるものです。
そのままでは見苦しく、できれば芝を張り直したいところです。

芝の張り直しは、基本的には、新規に芝を張るのと同じ手順で行ないます。
ただ、その部分は特に人が立つ場所で、踏圧によって土が固くなっているはずです。
そこで、土づくりが新規の場合以上に重要になるということを念頭に置いてください。

芝は通常、37〜38p×15p単位か、37〜38p×30p単位の人きさになったものが18枚、9枚で1束として販売されています。
芝を張り直す場所のぶんだけ小分けしてもらえるのなら別ですが、この単位で購入するとなると余ってしまうことも考えられます。
そこで、この際、芝が完全にはげているところだけではなく、弱っているところなども合わせて張り直すと無駄がないでしょう。

芝を張り直す適期も植えつけと同じ3月下旬から5月下旬。
その1週間ほど前までに、土づくりを終えておきます。
前の芝をはがし、古根なども取り除き、深さ30cmほどまで充分に耕します。
そこへ堆肥を施します。
そこへ芝を張るわけですが、範囲が狭く、また早く芝生を完成させたほうがよいので、べた張りをおすすめします。
芝生には寿命があり全面張り替えも必要 どんなに心配りを怠らず、適切な管理をしていても、芝生が生き生きとしているのはせいぜい3〜4年です。
5年を過ぎるとどうしても生育状況が悪くなり、見苦しくなってくるものです。

これは、やむを得ないことですから、5年をめどとして全面張り替えをするような庭の管理計画を立てることも必要になってきます。
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【 その他芝生関連の参考先リンク 】

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