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【 シンボルツリーの植え方 】

<植え方−1>

@直径、深さともに購入した根鉢よりも一回り大きな穴を掘り、その中に腐葉土を入れます。
その上から元肥を一握り入れ、腐葉土と混ぜ、掘り返した土を少し戻して、さらによく混ぜ合わせます。
<植え方−2>

Aシンボルツリーとなる木の苗を穴に入れて、四方から眺めて“向き”と“傾き”を見比べ、最良の位置を決定します。
この時、鉢土の表面がやや低くなるように深さを調整します。
<植え方−3>

B鉢土の表面が隠れる程度まで土をかぶせ、苗木の傾きがズレていないかなどチェックしつつ、水やりをしながら木の位置を調整していきます。
<植え方−4>

C土を根元までかぶせて、足で踏んで固定します。
これで一応完成ですが、枝が細い場合には「支柱」を立てて補強します。

【 シンボルツリーとしての演出:下草を植える 】

シンボルツリーなど樹木の下に植物を植えることで、根元が締まって見え庭も華やさが出てきます。
ただし、樹木の下に下草を植え込む場合、20〜30pくらい掘ることができることが条件となります。
樹木の根が地表下にある場所は植物を植え込みづらいですし、それ以前の問題として樹木自体の根は水分を吸収しているということを考慮しなくてはなりません。そこへ下草が植わり、水分を横取りしてしまうと、樹木自体が生理障害を起こしやすくなるので、植え込める深さの確認をしてから下草選びをしましょう。
<下草の配置を考える>

下草によって樹木の株元に彩りを添えるとともに、根をしめる効果もあります。樹木の陰になることも多いので、場所によっては、耐陰性のある植物を選ぶこともポイントです。
下草を植える前には、まず植え込む樹木を観察してみることが必要です。
樹木は幹が1本立ちか、細めの幹が数本立つ株立ちのものか、また、株元も観賞できる状態なのか、その樹木の下葉はどのくらいまであるのか、などをチェックします。それで、株元に植え込める空間がどの程度あるかを判断し、下草を選ぶ時の高さや大きさを決めます。
もちろん空間の全てを下草で覆ってしまうと、あまりにも混み合った状態になり景観も良くないので、基本的には空間の3分の1程度の高さまでにおさめるようにします。
配色は、同系色でまとめたり、同じ系統の花だけを植え込んだりすると、きれいに仕上がります(※例えば、ガーデンシクラメンやムスカリなど、球根植物だけの下草は見事ですよ。)
自然風な景色を作るために、ラベンダーのような穂状の花を使うと風が感じられて柔らかさが出ます。また、反対色をポイント的に入れると花色が引き立ち、動きのある花壇になります。
管理の面を考慮すると、多年草を植えつければ手間も少なくコストもかかりません。しかし、多年草も剪定や株分けは必要ですので、限られたスペースなら1年草でもさほど管理面を意識せずに楽しむことができると思います。

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